2021年9月26日 イチロー

Sigma fpLでショートムービーに挑戦!!

かれこれ20年近く仲良くさせて頂いてるオーダージュエリー「工房一閃」の、8分間のプロモ・ムービー制作に挑んだ。だいぶ前にこのブログでもチラっとご紹介した作家の照沼さんは日本の皇室御用達、まさに日本の匠だ。僕も以前に何度か皇室御前イベントのチーフエンジニアを仰せ付かった事はあるが、なにせ動画に関してはヨチヨチ歩きに毛が生えた程度だ(^^)。ここは気合いで乗り越えるしか無いが、それでも自分たちが楽しんでやるのが一番大事なのに変わりない。

そこで僕が用意した超綿密な絵コンテは、これで全部(笑)。しかも下の2コマはボツにした(^^)

全行程をいろんなバリエーションで素材を撮っておいて、あとは音楽に合わせて編集の時に遊びながら考えるスタイル。だってジュエリー制作工程で何をどうするのかなんて全く知らないし(^^)。ライトはGODOX SL150WIIを真俯瞰から。ビューティーディッシュ等は付けずに直接光でトライしたが、被写体までの距離が近い事もあり、f11前後、1/25sで回す限りISO100で十分光量は有り余った。

レンズはほとんどSigma純正105mm F2.8 DG DN MACRO。ほぼ新品状態で防湿庫に放置していたレンズが、水を得た魚の様に活躍してくれた。シグマのカミソリ・マクロと言えば、一昔前まではカリッカリの解像番長であまり良いイメージは無かったのだが、現代の105mmは描写が自然な柔らかさを有していて麗しい。もちろんシャープネスも十分で、僕の知るシグマから1枚も2枚も進化している。

特にこの手のジュエリー撮影には等倍マクロが必須で、Fuji GFX100Sの導入も検討しているが残念ながらここまで寄れるマクロが無い。

音声は前半は先日ご紹介したAndyCine、ピアノ曲からはゼンハイザーXS ワイヤレスデジタルポータブルラベリアセット。編集は全てDavinci Resolve。カラーチェッカーがアプリ内で簡単に運用出来る様になっていて素晴らしい。

今回の撮影で一番難しかったのは、ずっと似た様なデスクワークが続くために、見る人を飽きさせない努力をカメラ側で絶え間なく続ける必要がある。自分の中では2回連続で同じ方向から見せてはイケナイ・ルールがあって、ちょっと撮ったら右に左に、前から後ろから頻繁に三脚をリセット、再セットアップを繰り返した。いろいろと雲台と三脚に難儀したが、その話は長くなりそうなので次回まとめてみる(^^)。

ドローンはDJI Mavic Air2。これはイチローがずっと借りパクしているものだ。(笑)意外と何度も使う用事があって、だいぶ操縦も上手になってきた。

取り合えずはこれで十分だけど、映画の様に旋回しながら被写体を自動的に追ってくれるクイックショット機能が便利なのに、このモードだけH.264, FHD1920×1080 30fpsの画質固定で、最高画質が選べないつまらない意地悪がされている。今回はその画質固定の撮って出しで使用したが、本気で撮るならハッセルレンズを装備する上位機種を買えという事だろう。ハッセルは自社でレンズを作る技術は無いので、ハッセルレンズという事はこれも日東光学製?

ジンバル以上のスムーズなムービングワークが必要で、簡易的な手動スライダーも用意した。造りはしっかりしていてズッシリ重いローラーを回す機構になっていて、想像以上にちゃんと使えた。本当はモバイルでリモート・コントロール出来る電動スライダーが望ましいが、だんだん自分が何屋なのか分からなくなってくる。w

一日中カメラを回す電源として、これが問題なくSigma fpLで使えた。

映像には途中、イチローが役者としても写っているが(^^)、実際このリングのオリジナルはイチローのためにデザインして下さったもので、大変思い入れがある。僕は指輪に興味を持った事も無かったが、このブルーダイアを見せて頂いた時は、人生で初めて自分のためにダイヤが欲しいと思ったほどカッコイイ。

気をつけて見てみると、このサイズの指輪を普段から付けて歩いている日本人男性はほとんどいないが、海外の若社長はみんなデカい指輪を付けているのは当たり前だ。装身具を見ると、だいたいその人がどの様な価値観で生きてきた人物なのか分かると、誰かが言っていた。

見栄を張るのが目的ではないが、特に僕の様なズボラなオッサンにはこのリング一つで普段のだらしない格好やテキトーな髪型を帳消しにしてくれる副産物は、確かにある。w

もちろん全く同じダイアモンドは2個と無いが、工房一閃で複数の石の中から選ばせてもらえる。いつもカメラや機材にばかり散財している貴方も、たまには奥様に感謝の気持ちを伝えてあげるのは如何?(ついでに自分のもw)そうすればきっと、次のカメラの許可が降りやすくなるに違いない。(^^)

お問い合わせの際にはイチローの動画を見た、と伝えてあげるとウェルカムしてくれるはずだ。
工房一閃ウエブサイト

 

この写真もトップのサムネイルも、Sigma fpLのCinemaDNGファイルの中のRaw画像を一枚取り出したもの。違いは画角が16:9になっているだけで、通常のRawの様にCapture Oneで現像出来る。

カメラに直接録音出来るベストマイクはどれか?
問題は、雲台だ!(マーキンスQ3iTRとLeofoto G4ギア雲台のレビュー)
, ,

Leicaのススメ

ライカを買いたくない人は、読まない方がいいやつ

20190105-L1002477-500x417

Leicaオーナーになるということ

このブログに訪れて下さっている方の中には、まだLeicaを所有していないが、実際ライカってどうなの?と興味がある方も多いと思う。もしも今日、貴方は念願のLeicaを手に入れたとする。その日は恐らく、何ヶ月経っても、何年経ったとしても、貴方にとって忘れられない一日になるに違いない。

Chico-Studio-2018-Apr-200Apr-13-2018

Leica Mの機種別・メリットとデメリットまとめ

最初は誰しも「ライカ+自分」の実験段階から始まる。もう少し発展すると、次第に「自分+ライカ」つまり道具の恩恵にあやかりつつも、主体は人間である事を意識する様になるし、またそうあるべきだ。最後は「自分+カメラ」、もはやライカであるかどうかは重要では無い段階に、至らなければならないと僕は思っている。

Screen-Shot-2017-11-02-at-12.46.02-1-500x417

世界で最も愛されるカメラ(改定)

世界で最も投稿されているカメラをFlickrのカメラファインダーで見てみると、本日付けでダントツでiPhoneだ。2位がキャノン、3位ニコン、4位SAMSUNGのギャラクシー、5位のソニーと続く。フジは7位でライカは15位だった。

Leicaレンズの話

レンズ選びの参考になるかも

DSCF0268Oct-29-2019-500x417

今度はSummilux 50mm F1.4 を考え直してみる

ズミクロンを押した直後に恐縮だが^_^、先日のJLUGの集まりで先輩方のレンズを触らせて頂いた勢いで、久しぶりにズミルックス50を購入してしまった。初代と現行第4世代を経て、今回は第2世代を選んだ。そして悟った。やっぱズミルックス50はむちゃくちゃ面白い!

L1008078Sep-19-2019-500x417

ズミクロン(Summicron 50mm/f2)を考え直してみる

APO-SUMMICRON-M F2/50mm ASPH.登場以降、なんとなくその廉価版的な存在になりつつあるノーマル・ズミクロン50が、今どんな意義があるのか再考してみる。ちなみにアポ50が価格コムで現在99万円、ノンアポが30万と3倍以上の価格差がある。

26692014819_a62c78cd4b_h-500x417

Leicaレンズ沼の攻略法(入門編)

「ライカを買いたいが何がオススメか」と問われたら、ほとんどのライカ・ユーザーは、待ってましたとばかりに、うざいくらいにウンチクを披露しながら懇切丁寧に教えてくれるはずだ(笑)僕も含め、普段からそんな事ばかり考えてる連中だ。

ピーチ先生の構図の添削

ピーチ先生にichiroの構図のダメさをボコボコに指摘されまくるシリーズ。電子書籍も販売中(^^)

02531417af0cec820955c48596318a60-500x417

ご報告:ピーチ先生の「構図の添削」が電子書籍になりました^_^

皆様、お元気ですか?実に5ヶ月ぶりに記事を書いてみている。この間、写真遊びを若干控え、ちょっと仕事なんかしていたが^_^、その中でもいろんな事があった。愛機のLeica S-Eに小さなCCDトラブルがあり、ドイツ行きになり3ヶ月間フジXで頑張っていた事、仕事の関係で久しぶりに渡米し、NYで少し写真を撮った事、そしてマッハ新書から、ピーチ先生の「構図の添削」を出版させて頂いた事だ。

n-34033987_1650069665090430_2732127584312623104_n-500x417

構図の添削3

JLUGで普段からお世話になっている小山 裕之さんが、ピーチ先生の構図の添削を受けてみたいと謙虚に仰って下さった^_^。3枚の素敵なお写真をお預かりしたので、御本人の許可を頂きこちらで一緒に考えてみたい。

S1009240May-24-2018-4

構図の添削2

前回のピーチ先生の構図の添削が思いのほか好評で^_^、むしろベテラン勢の面々が面白がって下さる様だ。敬愛する先輩諸氏から続編をやれと仰せつかったので、今日は一枚に絞って書いてみる。この一枚を改善するとしたら、貴方ならどう処理してOKとするだろうか。

20180506-S1007200May-06-2018-500x417

構図の添削

先日、構図改善大作戦でちょっと紹介したが、最近の僕の写真が現役デザイナーにどの様に指摘されたか、いくつか例題を出してみる^_^。まずは写真を貼って、その次に構図の添削付きを順番に並べるので、答えを見る前にどこを改善すべきか、是非貴方も僕の駄作を添削してみて欲しい。

S1000823Jun_10_2018_2-500x417

問題は、構図だ!

いつも注釈しているがこのブログはベテランの方を対象にしていない。不器用な素人の自虐ネタを赤裸々に書いているだけだが、それなのにたくさんのベテランの方から心温かいメッセージを頂き、謝りたい気分になる(笑)今日も、写真や絵画の専門教育を受けた事の無い、僕と同じくらいの平民の方々ための、構図を改善する初歩的な方法を思いついたので^_^、自分なりに書いてみる。

Leica M型の使い方

オーナーは教えてくれない、ライカは実は超カンタンな件

40314546062_022cc2db7f_h-500x417

現代デジタル・ライカで速射性を考える

クラシック・ライカの速射性は以前、アンリ・カルティエ・ブレッソンの「晴れた日はシャッタースピード1/125s、絞りf8、距離は10feet(5m)に固定」していた逸話から考察してみたが、露出計が内蔵されている現代のデジタル・ライカで、最も合理的な方法とは何かを考えてみた。

38190077842_16eb7bee54_h-500x417

カルティエ・ブレッソンの教えをM10でやってみる

いよいよ仕事が忙しくなってきたので、またこのブログに現実逃避することにする(笑)この秋に手放したHASSELBLAD 50周年記念 500C & Makro Planar CF 120mm F4 T*で撮った最後のフィルムの現像が上がって来た。現像に出そうと思いながら数ヶ月間、使用済みフィルムをバックに入れたまますっかり忘れて持ち歩いていたら、カビが生えてしまった(笑)。それだけM10が面白かったとも言える。汚らしいのでアンダーにして誤魔化す。

33972243596_e33583ad3a_h-500x417

ライカの内蔵露出計

「だってマニュアルだしなあ」とライカに興味はあっても使いこなす自信が持てない人のために、是非ここで紹介してみたいと思っていた。実は、ライカのマニュアル露出は「超」カンタンなのだ。ライカの優れた内蔵露出計がマニュアル操作性を著しく簡単に、便利にしてくれている。

写真に向き合う人のための登竜門

いろんな人からイイこと聞いたり実験したりしたのでシェア

SDIM1451-1-500x417

写真は「滅びの美学」

以前、友人が教えてくれた「貴方は何のために写真を撮るのか」の中に多くのヒントがあったのだが、それでも僕の足りない頭では未だモヤモヤしていた。ところがある日、美輪明宏さんの美しいお言葉の中に、僕の知りたかった答えの全てがあったので是非ここでご紹介したい。

28186919568_845ddedf70_o-500x417

世界に羽ばたけ!LFI、Leica Meet(最終回)

何かのセレクションに入選したり、いいねを頂いたりするのはとても嬉しいし、光栄な事だ。しかしいいねを獲得する事自体が、写真を撮る目的になってはならないと僕は思っている。クライアントが喜ぶ作品が求められる商業写真家と違って、我々写真愛好家は、自分のためだけに写真を楽しんでいい特権がある。

26184088247_b2f22d2c08_h-500x417

貴方は何のために写真を撮るのか

「何のために写真を撮るのか?」「何を撮りたいのか?」
貴方はこの問いに、なんと答えるだろうか。
今日は僕にとって、また写真愛好家にとってとても大事な事を教わったので、是非ともここで共有したい。

カメラ機種別・記事まとめ

B_8442419

Sigma fpL

L1020739

Hasselblad X1D II

38981821960_ed8b90c25d_o

Leica S

M9-P

Leica M9

35285079546_b8447692cf_b

Leica M Typ240

IMG_8970

Leica M10

QS400 Test-002

道具編

B_7972

番外編

カメラに直接録音出来るベストマイクはどれか?
問題は、雲台だ!(マーキンスQ3iTRとLeofoto G4ギア雲台のレビュー)