2020年4月26日 ichiro

Lost Tokyo 2020

X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/60, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

元々夜の渋谷、青山を撮り歩くのが好きではあるが、自粛規制期間中の渋谷を記録したいと思った。まるで病原菌エリアの様に報道される東京の今は、実際どうなのか。他者との接触を減らすべく金曜の夜、深い時間に散歩してきた。

Blue Note Tokyo前。X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/8.0, 3sec, ISO 100) ©2020 Saw Ichiro.

まずは青山、骨董通りから。首都高の高樹町出口からすぐなのでアクセスしやすい。

今日は三脚は忘れなかったが、広角レンズを忘れたw。でも三脚を使ったのはこの一枚だけ。途中でかったるくなって、高ISOで手持ちで撮りまくる方が、ハッセルの優秀な高解像画像より味が出て面白いかもと考え直した。

X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/180, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

展示のマクラーレンはかなり埃を被っていた。一体何日休業しているのだろう。X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/60, ISO 1600) ©2020 Saw Ichiro.

囚われ人。X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/500, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

まだ手探りながら、X1D IIの操作が少しづつ手に馴染んてきた。右手の前ダイヤルが絞り、後ろがシャッタースピードが初期設定となっている。ISOを変更するにはISOボタンを押してから後ろダイヤルでクルクルやるのだが、ひと手間多いしファインダーを覗いたままの操作はなかなか厳しいためそれなりの時間を要する。

マニュアルモードではAuto ISOは設定出来ない。かと言って「A」絞り優先、Auto ISOにするとすぐISO上限に達し、必要以上に露出を上げようとSSを非常に遅くされてしまう。そこで、マニュアルモード、基本はISO3200、絞り開放固定で、後ろダイヤルで都度SSで調整しながらが、夜間の撮り歩きには都合が良い様だ。

青山通り。X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/60, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/60, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/60, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/60, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

渋谷へ移動。ほとんど車も走っていないので、すぐに発車しないでゆっくり写真が撮れる。X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/60, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/60, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

Hasselblad X1D IIのISO3200は全然問題ないどころか、むしろ若干の粒子感がエッジとなってくれてISO100より好きかも(^^)。Leica S-Eの時も似たような感想を持ったが、画質がどうのピントがどうのと苦心するよりも、そんな事は度外視してもっと自由に、テキトーに撮りまくった方がきっと素敵な絵と出会えるに違いない。

X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/60, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

驚いた事に、通りにはほとんど人も歩いていないのに、立ちんぼがまだチラホラ居る。彼らも生き残りに必死なのだろう。このまま経済ぶっ壊しキャンペーンを続けていたら、この辺りの店舗はほとんど無くなってしまいかねない。

X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/60, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

X1D IIは中判ならではのダイナミックな絵が撮れる訳だが、こういう場面は本来はLeica Mのフィールドだ。Mの方がずっとスマートにさり気なく、サッと撮って歩ける。

X1Dだとスタンバイ状態で歩いている間中、ずっと大きな画面に美しいライブビューが表示され続け、みるみる電池が減っていくのはミラーレスの宿命だ。(LVを消そうとしても、エラーメッセージが表示され続けるw)

撮る際も大袈裟なデカイレンズを被写体に向け、強烈な補助光を出して一秒間くらいAFを待ち、ようやくシャッターを切れる様な具合だ。一枚につき5秒くらいかかるので、とても他人にカメラを向けにくい。XCD 45mm F4 Pなら薄く小さいし、少し絞ってフォーカスも5m固定のスナップ機として面白く使えるかもしれないが、未だどこも入荷せず。

しかしHasselbladのホワイトバランスは常に安定していて、極めてナチュラルだ。M10ではメッチャ緑にされてしまう人工灯下でも、何も意識せずとも完璧な結果を出してくれる。このページでは全て彩度をやや落としているが、色味に関してはLeicaに対する大きなアドバンテージと言っていい。

X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/45, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/45, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

渋谷駅前。X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/45, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

スクランブル交差点。ここは広角で撮りたかったw。X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/125, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

僕は生まれてから30年間近く新宿で暮らしたが、深夜2時とは言え、これほど人口密度の低い渋谷を初めて見た。普段のこの交差点の30分間あたりの移動人数は、なんと45,000人だそうだ。

金曜の夜なのにセンター街ももぬけの空だ。X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/125, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/125, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

原宿、表参道。X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/60, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

表参道ヒルズ前。X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/60, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

 

新設の国立競技場。X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/60, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

こんな素晴らしい建物が完成しているのに、どうなっちゃうのかな。本当に来年オリンピックが出来る状況まで、回復しているだろうか。今まさに困難に直面している人も少なくないはず。なんとかして生き残る道を見つけ出したい。

国立競技場駅。X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/250, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.

X1D II 50c – Hasselblad, XCD 3,2/90 (ƒ/3.2, 1/60, ISO 3200) ©2020 Saw Ichiro.