6月 2021

View all on this date written articles further down below.

写真は「滅びの美学」

Sigma fpL, NOKTON 21mm F1.4 Aspherical VM ©2021 Saw Ichiro. 以前、友人が教えてくれた「貴方は何のために写真を撮るのか」の中に多くのヒントがあったのだが、それでも僕の足りない頭では未だモヤモヤしていた。ところがある日、美輪明宏さんの美しいお言葉の中に、僕の知りたかった答えの全てがあったので是非ここでご紹介したい。 人間を形成しているのは肉体と精神。肉体の方は食べたいだけ食べてダイエットなんかして、贅沢な時代になった反面、現代は精神がカラカラに乾いてしまった状態にある。精神を司るのは文化。 色は匂へど 散りぬるを 我が世誰ぞ常ならむ 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響あり 過去の日本の先人達は、言い得て素晴らしい言葉、文化を残してくれている。我々日本は美学の国。美は人間が生まれてきた意義であり、人生は美を求める修行そのもの。 Sigma fpL, NOKTON 21mm F1.4 Aspherical VM ©2021 Saw Ichiro. 万物に変わらぬものはない。「変化」は地球の法則であり、自然の摂理。変化して当たり前、いい時もあれば悪い時もある。草花も、つぼみが見事な花を咲かせ、やがて散っていく。そして大地の肥やしになって、また芽が出る。 はっきりとした原色は、私はあまり好きじゃない。それよりも黄昏時、薄暗がりの夕間暮れ。そこに人が立っている。見定めようとするが顔が定かでない。どこかロマンチック。そよ風が吹き、川面の水の匂いがする。素敵じゃありませんか 刻々と変化している中に佇んでいる人。変化そのものが美であり、風情。全てが哀れの美しさ。滅びの美学。 Leica M9-P, Summicron…

Sigma fpLでファッションフォトに挑戦!

Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro. 構図や技術は、カメラの性能に関係ないのでご容赦頂くとして(^^)、Sigma fpLの電子シャッターでどこまで頑張れるか試してみた。何人ものチームの時間とお金がかかっているし、素人だからという言い訳は許されない。色は全て自作カラープロファイル。 僕の友人、知人にもプロカメラマンは何人か居て、彼らのプロフェッショナルな姿勢に常々、尊敬の念を抱いている。先日、あるプロの方の動画をたまたま拝見して様々な学びがあったので、参考にさせて頂いた。 Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro. 例えば雑誌等の書籍においてカメラマンに求められる人物写真は、例えば奥の目のピントが外れてたらNG、そもそも写真をボカす様なリスクは取ってはイケナイ、髪の毛が顔にかかってたらNG、顔が影になっているなんて論外、顔だけでなく、両手、両腕が写ってなければ駄目!なんてのもあって面白かった。普段の僕の写真は全てNGだ。(笑) Sigma fpL, Carl Zeiss…