2018年3月1日 イチロー

日本のライカオヤジ


田中邦衛ではない。

最近買った写真集。”One Mind’s Eye” Arnold Newman。

これが、無茶苦茶良かった。ムッチャクチャ良かった!!ブレッソンが構図の「面白さ」としたら、ニューマンは構図の「カッコよさ」だと思う。よく見れば気が付くのではなく、見た瞬間に、ひと目でカッコイイのだ。

ポートレートを志す者は、必ずアーノルドニューマンを隅から隅まで見なければならないと思った。この一冊から、物凄く多くを学べる(はず)。

 

僕がLeica M型で写真を撮っていると、まれにお会いした事の無い方から叱られる事がある。たまに価格コムなどの匿名性のスレッドを眺めていても、こっぴどくやられてる人が居る。

・Mにストロボなんて使うな
・Mを開放で使うな(ボケに頼るな)
・写真をクロップするな
・後からデジタル加工するな
・Mでポートレートを撮るな(Mはスナップ専用だ、人はツァイスで撮れ。)

この手のお説教を好むのは、どういう訳か決まってハイアマチュアの日本人だ。特にLeicaというブランドの周りには、怖いオヤジが多い(笑)それだけ熱烈なライカ・ファンという事だろう。昭和のライカオヤジの博学には頭が下がるばかりだが(自分も昭和のライカオヤジだがw)、どうもこの手の説教は、写真云々以前に、日本人の風習、民族性に関わるように思える。建設的で的確なアドバイスだったら本当に有り難いのだが。


有名なニューマンのピカソ像。大胆なクロップにより、最終完成形が撮影時に想定していたものと全く違うものになっている。

欧米のフォトグラファーのインタビューを聞いていると、その中でかなり高い確率で、誰もが口にするキーワードがある。それは”Unique”だ。Uniqueは日本語のユニークの意味で使われる事もあるが、英語圏では多くの場合、「他に類を見ない,比類のない,独特な」という良い意味で用いられる。

他人がカメラをどう使おうが、それについてとやかく言う人などいないし、むしろ変わった使い方から作画の独自性を求めている様にすら見える。

かつて日本美術の独自性が世界的に脚光を浴び、西欧文化に大きな影響を与えた時代があった。こんな事で大丈夫なのだろうか。。。彼らのお説教を眺めるたびに、将来の日本の文化的競争力に一抹の不安を感じなくもない。


Michael Kennaも本当に素晴らしいな、美しいな。。。英語だからって、すぐに立ち去らないで欲しい。世界はとんでもない才能に溢れている。

しかし日本のライカオヤジが強い口調で主張する、これらの意味は、僕も一応分かっているつもりだし、人に強要すべきかどうかは別にして、理にかなっているとは思う。

最近僕はLEICA APO75mmが気になって調べていたのだが、それはもちろん中望遠のキャラクターが欲しいからだが、それと同時に僕の場合、実際の所は50mmでもほんの少し画角の余裕が足りず、構図の自由度を失っているパターンが結構多い。

相手が静止しているモノならまだしも、人を撮る場合には、モデルの最高の表情や形と、自分のフレーミングやその他のタイミングが、完璧にマッチしたスーパーショットなど、そう出会えるものではない。僕の乏しい感性をフル導入して構図を意識したとしても、いざ、現場では悲しくなるほどに気付けない。

最もシンプルな解決策としては、クロップ前提で少し画角を広めに撮っておいて、後からゆっくり構図を吟味するニューマンスタイル。それが今の僕には一番合理的だし、現実的と思うに至った。

そうなると、浮上してくるのがライカ中判、Leica S。70mmレンズのキャラクターを備えながら約50mmの画角が得られる。上のピカソの大胆過ぎるクロップも、中判だからこそとも言える。

今僕が求めているモノは、携帯性さえ捨てられれば、諸先輩方が言う通りMよりSの方が適合するのかもしれない。それに、言い訳しながらストロボを使わなくて済む。(笑)

現代デジタル・ライカで速射性を考える
ライカに似合うカメラストラップ
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Leicaのススメ

ライカを買いたくない人は、読まない方がいいやつ

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Leicaオーナーになるということ

このブログに訪れて下さっている方の中には、まだLeicaを所有していないが、実際ライカってどうなの?と興味がある方も多いと思う。もしも今日、貴方は念願のLeicaを手に入れたとする。その日は恐らく、何ヶ月経っても、何年経ったとしても、貴方にとって忘れられない一日になるに違いない。

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Leica Mの機種別・メリットとデメリットまとめ

最初は誰しも「ライカ+自分」の実験段階から始まる。もう少し発展すると、次第に「自分+ライカ」つまり道具の恩恵にあやかりつつも、主体は人間である事を意識する様になるし、またそうあるべきだ。最後は「自分+カメラ」、もはやライカであるかどうかは重要では無い段階に、至らなければならないと僕は思っている。

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世界で最も愛されるカメラ(改定)

世界で最も投稿されているカメラをFlickrのカメラファインダーで見てみると、本日付けでダントツでiPhoneだ。2位がキャノン、3位ニコン、4位SAMSUNGのギャラクシー、5位のソニーと続く。フジは7位でライカは15位だった。

Leicaレンズの話

レンズ選びの参考になるかも

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今度はSummilux 50mm F1.4 を考え直してみる

ズミクロンを押した直後に恐縮だが^_^、先日のJLUGの集まりで先輩方のレンズを触らせて頂いた勢いで、久しぶりにズミルックス50を購入してしまった。初代と現行第4世代を経て、今回は第2世代を選んだ。そして悟った。やっぱズミルックス50はむちゃくちゃ面白い!

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ズミクロン(Summicron 50mm/f2)を考え直してみる

APO-SUMMICRON-M F2/50mm ASPH.登場以降、なんとなくその廉価版的な存在になりつつあるノーマル・ズミクロン50が、今どんな意義があるのか再考してみる。ちなみにアポ50が価格コムで現在99万円、ノンアポが30万と3倍以上の価格差がある。

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Leicaレンズ沼の攻略法(入門編)

「ライカを買いたいが何がオススメか」と問われたら、ほとんどのライカ・ユーザーは、待ってましたとばかりに、うざいくらいにウンチクを披露しながら懇切丁寧に教えてくれるはずだ(笑)僕も含め、普段からそんな事ばかり考えてる連中だ。

ピーチ先生の構図の添削

ピーチ先生にichiroの構図のダメさをボコボコに指摘されまくるシリーズ。電子書籍も販売中(^^)

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ご報告:ピーチ先生の「構図の添削」が電子書籍になりました^_^

皆様、お元気ですか?実に5ヶ月ぶりに記事を書いてみている。この間、写真遊びを若干控え、ちょっと仕事なんかしていたが^_^、その中でもいろんな事があった。愛機のLeica S-Eに小さなCCDトラブルがあり、ドイツ行きになり3ヶ月間フジXで頑張っていた事、仕事の関係で久しぶりに渡米し、NYで少し写真を撮った事、そしてマッハ新書から、ピーチ先生の「構図の添削」を出版させて頂いた事だ。

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JLUGで普段からお世話になっている小山 裕之さんが、ピーチ先生の構図の添削を受けてみたいと謙虚に仰って下さった^_^。3枚の素敵なお写真をお預かりしたので、御本人の許可を頂きこちらで一緒に考えてみたい。

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前回のピーチ先生の構図の添削が思いのほか好評で^_^、むしろベテラン勢の面々が面白がって下さる様だ。敬愛する先輩諸氏から続編をやれと仰せつかったので、今日は一枚に絞って書いてみる。この一枚を改善するとしたら、貴方ならどう処理してOKとするだろうか。

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構図の添削

先日、構図改善大作戦でちょっと紹介したが、最近の僕の写真が現役デザイナーにどの様に指摘されたか、いくつか例題を出してみる^_^。まずは写真を貼って、その次に構図の添削付きを順番に並べるので、答えを見る前にどこを改善すべきか、是非貴方も僕の駄作を添削してみて欲しい。

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問題は、構図だ!

いつも注釈しているがこのブログはベテランの方を対象にしていない。不器用な素人の自虐ネタを赤裸々に書いているだけだが、それなのにたくさんのベテランの方から心温かいメッセージを頂き、謝りたい気分になる(笑)今日も、写真や絵画の専門教育を受けた事の無い、僕と同じくらいの平民の方々ための、構図を改善する初歩的な方法を思いついたので^_^、自分なりに書いてみる。

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日本のライカオヤジ

最近買った写真集。”One Mind’s Eye” Arnold Newman。これが、無茶苦茶良かった。ムッチャクチャ良かった!!ブレッソンが構図の「面白さ」としたら、ニューマンは構図の「カッコよさ」だと思う。よく見れば気が付くのではなく、見た瞬間に、ひと目でカッコイイのだ。

Leica M型の使い方

オーナーは教えてくれない、ライカは実は超カンタンな件

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現代デジタル・ライカで速射性を考える

クラシック・ライカの速射性は以前、アンリ・カルティエ・ブレッソンの「晴れた日はシャッタースピード1/125s、絞りf8、距離は10feet(5m)に固定」していた逸話から考察してみたが、露出計が内蔵されている現代のデジタル・ライカで、最も合理的な方法とは何かを考えてみた。

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カルティエ・ブレッソンの教えをM10でやってみる

いよいよ仕事が忙しくなってきたので、またこのブログに現実逃避することにする(笑)この秋に手放したHASSELBLAD 50周年記念 500C & Makro Planar CF 120mm F4 T*で撮った最後のフィルムの現像が上がって来た。現像に出そうと思いながら数ヶ月間、使用済みフィルムをバックに入れたまますっかり忘れて持ち歩いていたら、カビが生えてしまった(笑)。それだけM10が面白かったとも言える。汚らしいのでアンダーにして誤魔化す。

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ライカの内蔵露出計

「だってマニュアルだしなあ」とライカに興味はあっても使いこなす自信が持てない人のために、是非ここで紹介してみたいと思っていた。実は、ライカのマニュアル露出は「超」カンタンなのだ。ライカの優れた内蔵露出計がマニュアル操作性を著しく簡単に、便利にしてくれている。

写真に向き合う人のための登竜門

いろんな人からイイこと聞いたり実験したりしたのでシェア

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写真は「滅びの美学」

以前、友人が教えてくれた「貴方は何のために写真を撮るのか」の中に多くのヒントがあったのだが、それでも僕の足りない頭では未だモヤモヤしていた。ところがある日、美輪明宏さんの美しいお言葉の中に、僕の知りたかった答えの全てがあったので是非ここでご紹介したい。

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世界に羽ばたけ!LFI、Leica Meet(最終回)

何かのセレクションに入選したり、いいねを頂いたりするのはとても嬉しいし、光栄な事だ。しかしいいねを獲得する事自体が、写真を撮る目的になってはならないと僕は思っている。クライアントが喜ぶ作品が求められる商業写真家と違って、我々写真愛好家は、自分のためだけに写真を楽しんでいい特権がある。

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貴方は何のために写真を撮るのか

「何のために写真を撮るのか?」「何を撮りたいのか?」
貴方はこの問いに、なんと答えるだろうか。
今日は僕にとって、また写真愛好家にとってとても大事な事を教わったので、是非ともここで共有したい。

カメラ機種別・記事まとめ

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Sigma fpL

L1020739

Hasselblad X1D II

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Leica S

M9-P

Leica M9

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Leica M Typ240

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Leica M10

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道具編

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番外編

現代デジタル・ライカで速射性を考える
ライカに似合うカメラストラップ