FUJIFILM GFX100S, Contax Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2022 Saw Ichiro.
しばらくブログを放置していたが、GFX100Sで結構写真も撮ってるし、動画も何本か撮影するチャンスがあった。GFXで撮った映像に興味がある人も少なくないと思われ、今日は僕がチャレンジしたショート・ムービーをまとめて3本ご紹介してみる。いずれも3分程度と短いので是非ご笑覧を(^^)。
一本目はこのブログでも何度かポートレートで紹介させて頂いた、クロマティック・ハーモニカのReiちゃん。彼女のオフィシャル・チャンネル用の動画撮影に声をかけて下さった。絵と同時にその場で音も録音する作戦で、機材が多すぎて引っ越し状態だ(^^)。
ミュージック・ビデオは通常、スタジオで録音した音に当て振りで撮影するのが普通だが、その場で演奏しているからこその気迫と本気の美しい絵が撮れたと思う。
準備、セッティングに1時間、撮影に1時間、撤収30分と超スピードワーク。4回しして音と絵をいいとこ取りした。
ちなみに使用レンズは以下の動画も含め、全て前回ご紹介したZeissプラナー85mm、マクロプラナー100mmと、GF50mmの3本のみ。富士のフィルムシミュレーションは使っていない。全て4K 24fps。
FUJIFILM GFX100S, Contax Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2022 Saw Ichiro.
二本目もこのブログでも何度か登場している、ヒーラーの友田君のプロジェクトをお手伝いさせて頂いた。遊びも兼ねてわざわざ鳥取砂丘まで行って撮影してきたが、ろくに計画も立てず前の晩に慌てて絵コンテを書いた。(^^)。
勝手にハリウッド風の音楽を付けてみたものの、エンタメとして見ても意味分からないと思うがw、よく見れば彼の伝えたかったストーリー、無言のメッセージが読み取れると思う。何やら彼は続編を計画しているらしい。
モデルは鳥取のCasting Office TammyのAiちゃん。社長のTammyさんも現場で様々手を貸して下さり、とても親切な方だった。ドローンはDJI Mavic Air2。
とにかく自分たちが最高に楽しんだ。ちなみに全ての音は僕が後から遊びながら加えた効果音だ。歩く時はどこかで拾ってきた砂の音と兵隊の足音を混ぜたり、何かを砂に落とした音だったり、意外と違和感なく出来たかな。(^^)
Aiちゃん。FUJIFILM GFX100S, Contax Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.
FUJIFILM GFX100S, Contax Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.
鳥取ついでに、出雲大社や京都の友人の所にも立ち寄った。
日が落ちかけた蔵馬天狗の山から。FUJIFILM GFX100S, GF50mm f3.5 R LM WR ©2021 Saw Ichiro.
ichiroが神在月に初出雲で初祈念。(^^)この写真は友田くんが撮ってくれた。FUJIFILM GFX100S, GF50mm f3.5 R LM WR.
幼馴染の泰二郎は備前焼の店ごと京都に引っ越した。FUJIFILM GFX100S, Contax Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.
最後はいつもお世話になっている、皇室御用達のジュエリー工房、工房一閃のペアリング・コレクション動画の続編だ。前回はSigma fpLで撮ったが今回はGFX100S。前回のCinemaDNGローファイルに対してGFX100SはLog撮影だが、個人的にはLogで十分、というより、GFXのLogの方が上質と思った。伊達にミディアム・フォーマットでは無い。
音まで含め全て僕の感性に一任して下さり、とてもやりがいのある仕事だ。背景は全て店内にあるモチーフを活かした。
三脚も雲台も充実して(^^)、前回よりだいぶ快適になった。以前からやってみたかったチャレンジとして、今回からデジタル制御でカメラを動かした。レンタルしたifootage Sharkスライダーが、重量級カメラの超マクロ撮影にはちょっとパワーが足りず、ミクロな振動が出てしまい補正に苦労した。少しづつステップアップしていきたい。
乗鞍の紅葉は美しかった。FUJIFILM GFX100S, GF50mm f3.5 R LM WR ©2021 Saw Ichiro.