2023年12月19日 イチロー

魅惑の乗鞍天文遠征

関東近県で最も素晴らしい星エリアのひとつ、長野県は乗鞍まで日帰り遠征を強行した。朝まで完璧な快晴!昨年からずっと行きたいと思い続けてようやく実現した。20cmF7 BINOで行くのはこれが初めて。

GoogleMapナビによると、神奈川県の自宅から片道4時間半。往復9時間!まあ僕の運転の場合はグーグル予測をだいぶ巻くのが常だが(^^)、それでも乗鞍日帰りはなかなかキツイ。しかし翌日の午後から用事があるので、どうしても帰らなければならない。

目的地は乗鞍高原 第3駐車場 (やまぼうし駐車場)。数年前にここでAPM120SDにて素晴らしい星空を体験した。ところが今回久しぶりに訪れてみれば、なんと駐車場に自動販売機が設置されているではないか!2台も!前からあったっけ?自販機は一晩中強烈な光を放って星空観望の大きな弊害になってしまう。星の名所でありながら、乗鞍の担当者さんは光害をご存知無いのか!?涙 いや、僕みたいな星屋を追い出すため?(^^) ああ、日本有数の星空スポットがまたひとつ消えた。

しかし到着した時にはもう陽も暮れかけている。ここから新たなスポットを探す時間も無いし、道路は所々雪に覆われていて、あまり自由に登って行くとスタッドレスでもFR車はマジでスタックして身動きが全く取れなくなる。(経験ありw)仕方無いのでできるだけ自販機から離れ、自販機の方向にクルマを停めて強烈な光の直射を眼に浴びないように遮光し、強行する事にした。

今晩は朝まで快晴が続くので、割とゆっくり組み立てて、写真を撮ったりしてしばらく遊んでいた。徐々に明瞭に浮かび上がってくる満天の星は流石だ!ここの標高は1560mだったかな?標高は大した事はないが、山梨エリアの2ランク上の空が広がっている。あの自販機が無ければもっと凄いはずだが、、、涙

最近、割としょっちゅう遠征に行っていて、見るモノは変わり映えしない。(^^) ここのM33は流石で、時計回りに銀河の腕が渦巻いているのが分かるし、M31アンドロメダがこちら側に大きく腕を伸ばしていて、さらに手前の淡い巨大な光の帯がM110にまで届こうとしていて度肝を抜かれた。巨大な銀河が3Dに見える、、、ってそんな訳あるか?(笑)だいぶ昔にNinja-350で見せてもらったそれより、遥かに凄い。

燃える木もノーフィルターで木の枝が良く見えるし、馬頭もNAV-12.5HW(0.89°、112x、EP1.8mm)で見てみたらどうなのだろう等、いろいろ実験した。流石に射出瞳2mmを切るとHβフィルターを入れると真っ暗で何も見えない。逆にフィルターを外した方が、そこに穴が空いているのが分かる。20cm口径でノーフィルターで馬頭を狙えるのは双眼ならではじゃないかな?その後は冬の散開星団めぐりなんかを深夜2時頃まで楽しんだ。

手袋装着でiPadが使いにくい問題を解決!

タッチ対応とうたうどの手袋も、僕が試した限り赤の塩ビシート越しにマトモに使える物が一つもないので、仕方なく手袋に穴を空けて人差し指だけ素手で触っているのだが、氷点下では指がマジで寒い。それに指先が手袋の影に隠れて狙った所を触るのが難しく、誤タッチを連発する。もはやタッチスクリーンじゃ無い方が使いやすいんじゃないかと、Mac版のSkySafariで、MacBook Air+マウス操作を検討していた。

ところがエレコムのミニ・ボールマウスでiPadを操作出来る事を初めて知った!Bluetoothにマウスを登録して、設定>アクセシビリティ>タッチ>AssistiveTouchをオンにするだけ。これでポケットに忍ばせたボールマウスで、拡大、縮小、移動、Info閲覧等、手袋をしたまま超快適にiPadをリモート操作出来るじゃないか!

ポケットに入れておけば低温で誤動作する事もないだろうし、ボールマウスなので床面も必要ない。もしかしたらフルサイズのボールマウスを鏡筒に貼り付けておいても使いやすいかもしれない。これは革命だ!

スクショには写らない様だが、画面上に丸いポインタが出現し、タッチで出来る操作は全てマウスでも出来た。ズームもピンチせずともコロコロで超快適に触れる。これはイイ!ただMac版と違ってSkysafariのショートカットは無いので、ボタンにSkysafariコマンドを割り当てることはできない。(iOSの各種コマンドは用意されている。)

僕はこれを使っているが、物凄く小さく軽いのでポケットに入れておいても何の負担も無い。ケースまで付いている。もう製造終了しているらしく、これはもう在庫限り。

レコーディング・スタジオ御用達のケンジントンのフルサイズもiOS対応と書いてある。僕はこっちはiPadで試していないが、フルサイズの方が手袋装着時に操作しやすいかもしれない。でもポケットには入らないかな。

防寒を制す!

撤収する頃にはマイナス5度になっていて、無風だがやはり寒い。USBヒーター付き靴下を充電するのを忘れて(^^)、装着して間も無く電池が切れて足の指先がキツくなってきた。僕以外に誰も居なかったので、夜半には耐えかねてクルマに避難してエンジンをかけて暖を取った。

今回の乗鞍遠征で必要性を感じて、帰宅後にだいぶ以前から立てていた作戦をいよいよ実行してみた。

極寒地ではフル装備でも、クルマから出た瞬間からアウターを通して、ひんやり冷気が肩や腕から伝わってくる。バイクの寒さ対策も大変だが、天文も何時間も外気にさらされるので、時間の経過と共にダウンが冷やされ、ミドルレイヤーが冷やされ、見る見る体温が奪われていく。人間の放射冷却を1°でも止めるのに、アルミシートが劇的に効果があるのは実証済みだ。

コロンビアがこれに関する特許?かなにかを持っているそうで、熱反射ゴールドを貼ったアウターや靴などが充実している。着眼点が素晴らしい!僕もブーツはコロンビアのアルミシート付き(以前のシルバーモデル)を愛用しているし、オムニヒートインフィニティのダウンジャケットも一着買ってみたが、確かに温かい!


オムニヒートのインナーまであったので、これも注文してみた。(^^)

ただ、コロンビアは登山などの一般用途向けで、通気性や蒸れ防止などを配慮しているため、細かい穴が無数に空いていてアルミ使用率は全体の数十%に留まる。それと、どのアウターも内側にゴールドが敷いてあるのだが、確かに着た瞬間はこの方が温かいと思うが、僕の素人考えでは、アルミによって人間の体温を遮断、反射するため内側に貼ってしまうと、体温によって温かい空気層を形成するダウン本来の機能を発揮出来ない気がしなくもない。

なので、天体観測用途にはダウンジャケットの大外から、アルミ100%で覆い尽くすのが理想的なのだ。

それを実行する作戦がこれ。

雨用のポンチョの裏地に、アルミシートを貼り付けてダウンアウターの上から被るだけ(^^)。アルミだけ被っても微風でめくりあげられてしまうが、ポンチョの重みで身体に密着する。

ポンチョを選んだのは、何と言っても工作が楽だから。ポンチョの左右のボタンを外して開くとほとんど正方形になり、実に都合の良い事に、このアルミシートとほぼ全く同じサイズなのだ。

首を通す穴だけアルミの真ん中に空けて、アルミとポンチョは8箇所を安全ピンで止めただけだが、なかなか良さそうだ。被るだけなので脱ぎ着も楽だし、しまう時は丸ごとかなり小さく折り畳めてクルマのトランクに放り込んでおける。

これで少なくとも上半身の放射冷却はほとんど抑制出来そうだ。内側に電熱ジャケットでも着ていれば熱効率も格段に上がるはず。このアルミシートは望遠鏡に巻いているのと同じもので、望遠鏡も人間も極寒地ではホイル巻きが欠かせない?(^^)

ただ、足腰はポンチョと体の間に外気と同じ温度の空間が広がってしまうので、立っている時間が長いと恐らく効果は限定的だ。(座っていれば膝までアルミが密着状態になるので問題無し。)本当は上下に別れたレインコートだと完璧だが、レインコートの中にアルミを裁断して張り巡らす工作など僕には無理。

最初の予定では、裏地用に下のアルミポンチョを買っておいたのだが、乗鞍で寒くて試しに着てみようとしたら、首のサイズが小さすぎて無理に着ようとしたら真っ二つに裂けてしまって、一度も使う事なくゴミになってしまった。(笑)こりゃ耐久性が低すぎて駄目だ。二個も買ったのに、、、。

そして今回、一番寒さがコタえたのは足先だった。それなら、、、

コロンビアのブーツがこんなになってしまった。(笑)なんだか宇宙服みたいになってきた。

中にUSB電熱インソールが敷いてあるが、本当に冷え切ってしまうとブーツの底面から冷気がモロに伝わってきて、温かさのほとんどを冷気に奪われてしまう。コロンビアブーツも元々アルミが敷いてあるのはサイドだけ。それなら、、、

今度はインソールの下にもアルミを敷いてみた。これでゴム底から伝わる地面の冷気を遮断するのみならず、ヒーターが発した熱を床面から反射するのでさらに足を温めてくれる目算だ。USBヒーターの代わりに、ハクキンカイロ・ミニでも仕込んでおけば、煩わしいケーブルもいらないし、氷点下でも一晩中、足湯に浸かってる状態になるのでは?(^^)

面倒なのでブーツの裏面までアルミでぐるぐるにしてしまったが、このブーツは天体観測用に買ったので普段は使わないし、観測時も野山でそれほど歩き回ったりしないので、多分大丈夫なはず。


最初からアルミ敷きのインソール発見!ハクキンカイロとの組み合わせならこれで完璧。

アイピースの結露も防ぐ!

望遠鏡本体はレンズヒーターとアルミシートのおかげで一晩中、曇る事がなかったが、アイピースが失神し始めた。もう6時間くらい氷点下でアイピースケースを放置している。アイレリーフの長いMasuyama 32mmは大丈夫だが、Masuyama 26mmやNAV-12.5HWはアイガードに顔が触れるほど近づくのだが、そうすると人間の体温に反応してすぐにレンズに曇りが生じてしまう。放射冷却により空気の温度を通り超えて物質の温度が冷やされ、物質表面に露(結露)が付き始める露点温度に達しているのだ

これを防ぐアプローチはアイピースもホイル巻きにするか、アイピースにも電熱線を巻くかだが、いずれも長時間経てば出番待ちのケース中で露点温度に達してしまう。なのでアイピースケースごとわずかに温めて、アイピースを外気と同じ温度に保ち露点温度に到達させない作戦を考えた。


昆虫用のUSBヒーター。

選択肢がいろいろあったが、熱し過ぎるとかえって像質劣化を起こしてしまうので、触ったらほんのり温かいくらいのヒーターが理想的だが、中には温度調節もできる様だ。いずれもまだ試していない。

発想を変えて、使用するアイピース全てに最初から熱線を巻いておくのはどうだろう?

これは50cmドブソニアンの津村さんのアイディアだが、使用するアイピースを全て接眼部にぶら下げておいて、アイピースを交換しても望遠鏡のバランスが変わらない画期的な手法を実現されていた。屈折双眼望遠鏡でもこれができるかも?と以前から妄想していて、眼の前にアイピースが並んでいるので交換が圧倒的に楽になるし、フィルターも含め全部のアイピースを一晩中温めておくのはアリかもしれない。

そして次なる双眼望遠鏡の候補が固まりつつある!

今回の乗鞍遠征は、ある実験を兼ねていた。射出瞳径の違いにより、どれくらい暗くなるのか、Deep Galaxyがどこまで見えるのかを調べたかった。何故なら、こいつの導入を本気で検討しているから。(^^)

鏡筒比較

185APO 140APO 120APO Blanca125SED TS APO150-37 TSA120
焦点距離 1,295mm 980mm 840mm 975mm 1,200mm 900mm
F 7 7 7 7.8 8 7.5
重量 17.2kg 10.9kg 6.5kg 7.3kg 9.5kg 6.7kg
最大径 214mm 168mm 146mm 140mm 186mm
鏡筒長【縮小時】 1,081mm 735mm 622mm 779mm 1,000mm 870mm
4799USD 1999USD 1499USD 2848.74EUR
価格 ¥691,056 ¥287,856 ¥215,856 ¥305,800 ¥444,688 ¥445,500

※1ドル=144円で計算
Askar 120APOの軽さとコスパがとても魅力的だ。3枚玉アポなので色収差も申し分ないだろうし、鏡筒が短いので飛行機遠征も現実的だ。それならAPM120SDを手放さなければ良かったのでは?というツッコミは無しでお願いします。(笑)

倍率=焦点距離➗アイピース焦点距離
F値=焦点距離➗口径
射出瞳径=口径➗倍率

これだけ知ってればとりあえずいろんな事が分かるが、つまり同じ口径ならF7だろうがF8だろうが同じ倍率なら同じ射出瞳になるし、同じF値ならどの口径でも同じアイピースで同じ射出瞳になる事が、十年目にしてようやく分かった笑。

TS Apo125f78なんてのもあって、Blanca 125SEDと同じOEMだろう。現状でも120APOとほぼ同価格帯。笠井さんが12月から大幅値上げとなった今、EURJPYがもう少し下がると送料を入れても結構割安になるかもしれない。MORE BLUE さんからカーボン三脚のスペシャルエディションなるモノも出ていて、カーボン厚が1.3mmから2mmと一気に剛性アップした様で物凄く気になっている。(^^) カメラや望遠鏡はいろいろ変わったとしても三脚は生涯の友となる事が多い。

それにしても乗鞍はちょっと遠かった。無理やり朝6時に神奈川に帰宅出来たが、居眠りせずに帰れたのは奇跡?そろそろ僕もジジイのカテゴリに入るのだから、無茶は禁物だ。(^^)

無料駐車場には自販機が設置されてしまったが、乗鞍BASEなど有料の美しい広大なキャンプ場もある。次回はゆっくりキャンピングカーでもレンタルして来てみたい。

Fujifilm GFX100S 動画作例4連発!
防寒対策万全で春の銀河を踏破する!20cmF7 BINO

Leicaのススメ

ライカを買いたくない人は、読まない方がいいやつ

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Leicaオーナーになるということ

このブログに訪れて下さっている方の中には、まだLeicaを所有していないが、実際ライカってどうなの?と興味がある方も多いと思う。もしも今日、貴方は念願のLeicaを手に入れたとする。その日は恐らく、何ヶ月経っても、何年経ったとしても、貴方にとって忘れられない一日になるに違いない。

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Leica Mの機種別・メリットとデメリットまとめ

最初は誰しも「ライカ+自分」の実験段階から始まる。もう少し発展すると、次第に「自分+ライカ」つまり道具の恩恵にあやかりつつも、主体は人間である事を意識する様になるし、またそうあるべきだ。最後は「自分+カメラ」、もはやライカであるかどうかは重要では無い段階に、至らなければならないと僕は思っている。

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世界で最も愛されるカメラ(改定)

世界で最も投稿されているカメラをFlickrのカメラファインダーで見てみると、本日付けでダントツでiPhoneだ。2位がキャノン、3位ニコン、4位SAMSUNGのギャラクシー、5位のソニーと続く。フジは7位でライカは15位だった。

Leicaレンズの話

レンズ選びの参考になるかも

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今度はSummilux 50mm F1.4 を考え直してみる

ズミクロンを押した直後に恐縮だが^_^、先日のJLUGの集まりで先輩方のレンズを触らせて頂いた勢いで、久しぶりにズミルックス50を購入してしまった。初代と現行第4世代を経て、今回は第2世代を選んだ。そして悟った。やっぱズミルックス50はむちゃくちゃ面白い!

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ズミクロン(Summicron 50mm/f2)を考え直してみる

APO-SUMMICRON-M F2/50mm ASPH.登場以降、なんとなくその廉価版的な存在になりつつあるノーマル・ズミクロン50が、今どんな意義があるのか再考してみる。ちなみにアポ50が価格コムで現在99万円、ノンアポが30万と3倍以上の価格差がある。

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Leicaレンズ沼の攻略法(入門編)

「ライカを買いたいが何がオススメか」と問われたら、ほとんどのライカ・ユーザーは、待ってましたとばかりに、うざいくらいにウンチクを披露しながら懇切丁寧に教えてくれるはずだ(笑)僕も含め、普段からそんな事ばかり考えてる連中だ。

ピーチ先生の構図の添削

ピーチ先生にichiroの構図のダメさをボコボコに指摘されまくるシリーズ。電子書籍も販売中(^^)

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ご報告:ピーチ先生の「構図の添削」が電子書籍になりました^_^

皆様、お元気ですか?実に5ヶ月ぶりに記事を書いてみている。この間、写真遊びを若干控え、ちょっと仕事なんかしていたが^_^、その中でもいろんな事があった。愛機のLeica S-Eに小さなCCDトラブルがあり、ドイツ行きになり3ヶ月間フジXで頑張っていた事、仕事の関係で久しぶりに渡米し、NYで少し写真を撮った事、そしてマッハ新書から、ピーチ先生の「構図の添削」を出版させて頂いた事だ。

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構図の添削3

JLUGで普段からお世話になっている小山 裕之さんが、ピーチ先生の構図の添削を受けてみたいと謙虚に仰って下さった^_^。3枚の素敵なお写真をお預かりしたので、御本人の許可を頂きこちらで一緒に考えてみたい。

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構図の添削2

前回のピーチ先生の構図の添削が思いのほか好評で^_^、むしろベテラン勢の面々が面白がって下さる様だ。敬愛する先輩諸氏から続編をやれと仰せつかったので、今日は一枚に絞って書いてみる。この一枚を改善するとしたら、貴方ならどう処理してOKとするだろうか。

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構図の添削

先日、構図改善大作戦でちょっと紹介したが、最近の僕の写真が現役デザイナーにどの様に指摘されたか、いくつか例題を出してみる^_^。まずは写真を貼って、その次に構図の添削付きを順番に並べるので、答えを見る前にどこを改善すべきか、是非貴方も僕の駄作を添削してみて欲しい。

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問題は、構図だ!

いつも注釈しているがこのブログはベテランの方を対象にしていない。不器用な素人の自虐ネタを赤裸々に書いているだけだが、それなのにたくさんのベテランの方から心温かいメッセージを頂き、謝りたい気分になる(笑)今日も、写真や絵画の専門教育を受けた事の無い、僕と同じくらいの平民の方々ための、構図を改善する初歩的な方法を思いついたので^_^、自分なりに書いてみる。

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日本のライカオヤジ

最近買った写真集。”One Mind’s Eye” Arnold Newman。これが、無茶苦茶良かった。ムッチャクチャ良かった!!ブレッソンが構図の「面白さ」としたら、ニューマンは構図の「カッコよさ」だと思う。よく見れば気が付くのではなく、見た瞬間に、ひと目でカッコイイのだ。

Leica M型の使い方

オーナーは教えてくれない、ライカは実は超カンタンな件

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現代デジタル・ライカで速射性を考える

クラシック・ライカの速射性は以前、アンリ・カルティエ・ブレッソンの「晴れた日はシャッタースピード1/125s、絞りf8、距離は10feet(5m)に固定」していた逸話から考察してみたが、露出計が内蔵されている現代のデジタル・ライカで、最も合理的な方法とは何かを考えてみた。

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カルティエ・ブレッソンの教えをM10でやってみる

いよいよ仕事が忙しくなってきたので、またこのブログに現実逃避することにする(笑)この秋に手放したHASSELBLAD 50周年記念 500C & Makro Planar CF 120mm F4 T*で撮った最後のフィルムの現像が上がって来た。現像に出そうと思いながら数ヶ月間、使用済みフィルムをバックに入れたまますっかり忘れて持ち歩いていたら、カビが生えてしまった(笑)。それだけM10が面白かったとも言える。汚らしいのでアンダーにして誤魔化す。

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ライカの内蔵露出計

「だってマニュアルだしなあ」とライカに興味はあっても使いこなす自信が持てない人のために、是非ここで紹介してみたいと思っていた。実は、ライカのマニュアル露出は「超」カンタンなのだ。ライカの優れた内蔵露出計がマニュアル操作性を著しく簡単に、便利にしてくれている。

写真に向き合う人のための登竜門

いろんな人からイイこと聞いたり実験したりしたのでシェア

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写真は「滅びの美学」

以前、友人が教えてくれた「貴方は何のために写真を撮るのか」の中に多くのヒントがあったのだが、それでも僕の足りない頭では未だモヤモヤしていた。ところがある日、美輪明宏さんの美しいお言葉の中に、僕の知りたかった答えの全てがあったので是非ここでご紹介したい。

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世界に羽ばたけ!LFI、Leica Meet(最終回)

何かのセレクションに入選したり、いいねを頂いたりするのはとても嬉しいし、光栄な事だ。しかしいいねを獲得する事自体が、写真を撮る目的になってはならないと僕は思っている。クライアントが喜ぶ作品が求められる商業写真家と違って、我々写真愛好家は、自分のためだけに写真を楽しんでいい特権がある。

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貴方は何のために写真を撮るのか

「何のために写真を撮るのか?」「何を撮りたいのか?」
貴方はこの問いに、なんと答えるだろうか。
今日は僕にとって、また写真愛好家にとってとても大事な事を教わったので、是非ともここで共有したい。

カメラ機種別・記事まとめ

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Sigma fpL

L1020739

Hasselblad X1D II

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Leica S

M9-P

Leica M9

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Leica M Typ240

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Leica M10

QS400 Test-002

道具編

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天体観測

Fujifilm GFX100S 動画作例4連発!
防寒対策万全で春の銀河を踏破する!20cmF7 BINO