皆様、お元気ですか?実に5ヶ月ぶりに記事を書いてみている。この間、写真遊びを若干控え、ちょっと仕事なんかしていたが^_^、その中でもいろんな事があった。愛機のLeica S-Eに小さなCCDトラブルがあり、ドイツ行きになり3ヶ月間フジXで頑張っていた事、仕事の関係で久しぶりに渡米し、NYで少し写真を撮った事、そしてマッハ新書から、ピーチ先生の「構図の添削」を出版させて頂いた事だ。
Leica S-E (Typ006) + Leica Summarit-S 70mm f/2.5 ASPH ©2018 Saw Ichiro.
6月のブログ最終回宣言の際に、ichiroのブログはともかく(笑)構図の添削だけは続けろと、先輩諸氏から有り難いお申し出を頂いていた。ちょうど今年、マッハ新書なるものが出現し、ちょっと話題になっている事も気になっていたし、以前から構想だけはあったのがようやく実現に至った。
この構図添削集は、三分割法や水平線を水平にと言った教科書的なTipsではなく、現状をどうしたらもっと良くなるかという、もうちょっと実践的な内容の写真集だ。前半はこのブログの構図の添削と重複する部分も多いが、後半には多くの初添削の作品と共に、一つひとつ問題形式で出題している。
これを読み終えた頃には、誰でも構図を考える習慣が自然と身についている事が目標だ。全131ページ、61.8MB。1000円。モバイル、Mac、PCの一般的な電子書籍アプリに対応しているので、電車や飛行機など暇な時間にぜひ覗いてやって下さい^_^
ピーチ先生の「構図の添削」マッハ新書ちなみにご購入頂いた大切なお金は、無駄使いばかりで不甲斐ない夫からのせめてもの償いとして、全額ピーチ先生に寄付させて頂きます^_^
NYでは一日も休暇日を取れなかった事もあり、ほとんどまともに写真と向き合う事が出来なかった。それでも何か撮りたくて、移動時間にシャッターは切れるだけ切った。そのうちギャラリーなんかに追加してみたいとは思っているが、ちょっと写真から離れるだけで以前の感覚になかなか戻る事が出来ない。
無事にCCD交換と相成り、フレッシュになって戻ってきたSを手にした時など、もはや背面の4つボタンに何を割り当てているのかすら全く覚えていなかった(笑)人間には旬な時期があって、その時間はかくも短いと実感した。「今」撮れなければ、いつか素敵な写真が撮れるかもしれない、などというのは幻想に過ぎないと知っただけでも収穫だった^_^。
今後は米国にちょくちょくお世話になりそうなので、やはり軽量のどれかMを入手して、少しづつリハビリして行きたいと思っています。