2019年1月9日 ichiro

Lightroomハードウェア・コントローラー「Loupedeck+」

いわゆるM9カラーを楽しむ意味でLightroomに戻るついでに、2018年10月31日に発表されたばかりの現像コントローラー、Loupedeck+を導入してみた。

現像パラメーターをクリックでチマチマいじる事が以前から面倒に感じており、iOS現像Appなども試してみたりしたが、個人的にはまだまだMacが必要と思っていた矢先だった。そんな訳で迷わずポチったが、結論から言うとこれは「イイ」。

音楽制作の世界では、黎明期からこの手のハードウェア・コントローラーが市場には充実していて、僕もいろいろ所有している。しかし音楽制作の現場では様々なパラメーターや環境が余りにも複雑に入り組んで居て、マウスでしか出来ない事が多すぎて、結局僕には定着しなかった。

しかし写真現像の場合は使うパラメーターが限られているし作業がシンプルなので、ハードコントローラーの実用性は高い。

あなたは普段、写真の現像はどの様な調整を行っているだろうか。僕の場合は頻度の高い順で言うと、

  • 露出 Exposure
  • コントラスト Contrast
  • 明瞭度 Clarity

上記3つでザックリ作ってから、必要ならShadow、Highlighs、Blacks、Whitesの4つで露出を微調整。最近はアホみたいにコントラストを上げるのがマイブーム^_^。

そしてホワイトバランス調整として

  • 色温度 Temperature
  • 色かぶり補正 Tint

彩度もいじる。アホほどコントラストを上げると彩度まで上がるので^_^、彩度は下げる事も多い。

  • 自然な彩度 Vibrance
  • 彩度 Saturation

Loupedeck+は上記全てのパラメーターが独立したノブに割り当てられているので、ほぼ全ての事が手元でちょっとクルクルっと触って終わり。それで物足りない場合はトーンカーブを触ったりもするが、トーンカーブもCustom Modeで全てノブだけで完結出来る。ノブを押すとゼロにリセットされるのも、何でも気軽に試せて便利だ。

上記の他に、僕の場合は周辺減光 Vinettingも触る事が多い。空きノブに好きなパラメーターを割り当てられるので、僕はこれをD1ノブに設定したので快適そのもの。ユーザープリセットも8個登録出来て、ボタン一発呼び出しOK。スターやフラグもやりやすい。

girl in the forest. Leica M9-P, Summilux 35mm/f1.4 2nd (ƒ/1.4, 1/1500, ISO 160) ©2018 Saw Ichiro.

面白いのはパラメーター関連を非表示にして、写真を全画面にしたままエディット出来る。その事自体が新鮮だ。ノブもなかなか良くできていて、速く回すと大きく値が変化し、ゆっくり触ると最小値1づつ(露出は0.05段づつ)上下出来る。

慣れてくるとノブ自体を目視せずに、左手の親指でExposure、中指でコントラストを動かしながら、右手はVibranceなど、3つか4つくらいのノブを同時にクルクルやれる。作った現像設定のコピー・ペーストも専用ボタンあり。作業効率的にも劇的に速くなるし、何より作業が直感的で、より遊んでる感覚に近く、楽しい^_^

写真のクロップや微妙な回転も実に良く出来ていて使いやすい。

HSL専用スライダーも色相、彩度、輝度ともにダイヤル調整出来て便利だが、グレースケール変換後にこそ、これを使いたかったのに触るとカラー写真に戻ってしまうバグがある。ライトルームの設定の問題か?

それからライブラリモードから現像モードに移行する際にも、なぜかグレースケールがカラーに戻ってしまう。これはLoupedeck+の問題ではなく、うちのLightroomではショートカットD keyでも必ずそうなってしまう。Lightroomのバグ?

ちょっとデカイし邪魔に感じる面もあるが、その恩恵が上回る。とにかく毎日大量の写真を現像する人にとっては欠かせないオプションと成り得るし、パソコンを使った現像が億劫なパソコン嫌いな方にとっても、その敷居を乗り越える絶好のツールと思った。

Loupedeck+オフィシャルサイト

 

 

もはやすっかり、マウスでの現像に戻りたく無くなった訳だが、以下はLoupedeck+の問題でなく、そもそもCapture Oneに一度慣れると、Lightroomが不自由で仕方ない面が多々ある事も事実。

  • 今、ライブラリモードに居るのか、現像モードに居るのか分かりにくい、やりたい事をするのにいちいちモード行き来するのが非合理的に思えてならない。Capture Oneにはその様な垣根は無い。
  • レイヤーの概念が無いので具体的にどの様な処理をしたのか後から把握しにくい。Capture Oneは各処理ごとにレイヤーを分けておいて、レイヤー別にBypassや適応量調節可。
  • パラメーターごとにプリセット割当が出来ないので、一部のパラメーター調整だけ過去プリセットを呼び出す事が出来ない。
  • いじれるパラメーターが少ない。特に色調整周り、Clarity周り。

そして多分、Lightroom Classic CC v7.3から、なんとLeica Embedded埋め込みプロファイルを選択出来なくなってしまった!今後は強制的にAdobeカラープロファイルを使わなければならず、代わりにフジみたいなポートレートモードや風景など、アドビが用意したエントリーユーザー向けのプロファイルを選ばせる様になった。そんなもんいらん!!ライカ・カラーを愛する多くのLeicaユーザーにとっては最悪!

一応、読み込み時のオプションでEmbeddedを選べる様だが、プレビューだけ?その辺りの振る舞いがよく分かっていない。元にダウングレードしようかな、、。

rappers. Leica M9-P, Summilux 35mm/f1.4 2nd (ƒ/5.6, 1/125, ISO 160) with Nissin Di700 ©2018 Saw Ichiro.

かと言ってLoupedeck+はCapture Oneにはベータ対応と公表されているが、Capture Oneの使い慣れたショートカットをLoupedeck+専用に変更しなければならなかったり、機能もかなり制限されていてまだまだ実質使えないと思った。

いずれにしても、物理ノブでいじれる手軽さは抗い難く、当面はLightroomプラスLoupedeck+で行ってみる。

 

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構図の添削3

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Sigma fpL

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道具編

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番外編

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