Leica M10 + Leica Summaron 35mm/f3.5 (ƒ/5.6, 1/60, ISO 10,000) ©2017 Saw Ichiro.
ストリートで他人にカメラを向けるのが苦手と書いた。苦手を克服するために自分なりに考えて、ノーファインダー作戦に撃って出ることにした。以前から構想はあったが、たまたま高円寺で1時間ほど空き時間が出来たので、ようやく試してみた。
Leica M10 + Leica Summaron 35mm/f3.5 (ƒ/5.6, 1/60, ISO 16000) ©2017 Saw Ichiro.
Leica M10 + Leica Summaron 35mm/f3.5 (ƒ/5.6, 1/60, ISO 800) ©2017 Saw Ichiro.
Leica M10 + Leica Summaron 35mm/f3.5 (ƒ/5.6, 1/60, ISO 640) ©2017 Saw Ichiro.
森山大道もどきはいつの時代も必ず出るらしいが、Leica M10でこんな撮り方をする人はまだ多くあるまい。(^ ^)モノクロだとまんまになってしまうし、せっかくのM10なのでカラーで行ってみた。
素晴らしい解像度のM10が、こんな写真では台無しと言う見方もあるが(笑)実はこういう撮り方もM10ならではの部分もある。こういう絵ならISO 16,000くらい(1,600では無い)へっちゃらなM10だからこそ、夜でもガッツリ絞れるのだ。M9だとそうはいかない。
どれもf5.6固定、シャッタースピードは1/60固定、ISO Autoでフォーカスは5m固定。全てノーファインダーだ。レンズはズマロン35mm f3.5。
全体的にまだ寄りが足りない気もした。35mmの場合、相手にM10の静かなシャッター音が聞こえるくらいの距離感で撮る必要がありそうだ。やっぱり僕の距離の取り方は50mmなのか。どうせパンフォーカスを狙って絞るので、50mmならズミクロンで試しても面白そうだが、ノーファインダーでどこまで狙ったモノがフレームに収まるか、これから実験が必要だ。
Leica M10 + Leica Summaron 35mm/f3.5 (ƒ/5.6, 1/60, ISO 16,000) ©2017 Saw Ichiro.
歩きながらテキトーに撮りまくるので、ブレ感は欲しいが、ある程度シャッタースピードが無いとブレがひどすぎる。最初は1/45で試してダメで、途中から1/60に切り替えた。もしかしたら1/90くらいで、ブレ感が好みに近くなるかもしれない。片手に握ってぶら下げた様な状態でシャッターをを押すので、M10は結構重量があり、やりやすいとは言えない。最近のフジX-E3あたりにズマロンを付けるのが、軽いし小さいし、このやり方には理想的かもしれない。
Leica M10 + Leica Summaron 35mm/f3.5 (ƒ/5.6, 1/60, ISO 2500) ©2017 Saw Ichiro.
Leica M10 + Leica Summaron 35mm/f3.5 (ƒ/5.6, 1/60, ISO 10,000) ©2017 Saw Ichiro.
ここから先は一応ファインダーを使って撮った。
Leica M10 + Leica Summaron 35mm/f3.5 (ƒ/5.6, 1/60, ISO 16,000) ©2017 Saw Ichiro.
Leica M10 + Leica Summaron 35mm/f3.5 (ƒ/5.6, 1/60, ISO 16,000) ©2017 Saw Ichiro.
Leica M10 + Leica Summaron 35mm/f3.5 (ƒ/5.6, 1/60, ISO 3200) ©2017 Saw Ichiro.
Leica M10 + Leica Summaron 35mm/f3.5 (ƒ/5.6, 1/60, ISO 10,000) ©2017 Saw Ichiro.