2020年2月29日 ichiro

X1Dの純正レンズ

X1D II 50c – Hasselblad, Planar 80mm F2.8 T* (ƒ/2.8, 1/350, ISO 100) ©2020 Saw Ichiro.

X1D IIでオールドレンズ遊びは諦めたので、今度は純正レンズに何を選ぶかちょっと考察してみた。

やっぱりね、細かい文句ばかりたくさん書いてしまったが、このカメラの最大の魅力はデカイ中判センサーを積んでいながら、Leica M型とほとんど同じ大きさと重さを実現した事に尽きる。Leica M10が660gなのに対し、X1D IIは725g。サイズも感覚的にはちょっとMより縦が長いかな?という程度でほとんど同じに感じる。

そして洗練され切っているMのクラシカル・デザインに対し、全く違う都会的でスタイリッシュなアプローチで魅せるX1D IIは、もうそれだけで拍手を送らなければならない。

X1D IIでは意外と150mmレンズが使いやすいし、使用頻度が高い。X1D II 50c – Hasselblad, Sonnar 150mm F4 (ƒ/4.0, 1/500, ISO 100) ©2020 Saw Ichiro.

初心に帰り、このサイズ感を活かした運用方法がこのカメラの味を活かすと思い直した。レンズアダプターを入れてしまうと結構レンズが長くなり、せっかくのミラーレス・システムによる小型化の恩恵がそもそも台無しになる。それに僕が書いたほとんどの問題点は、純正レンズを合わせる事でとりあえず解決出来る。

だから僕の作風は捨てて、カメラに合わせる事にした。(笑)どうせ元々、大した作風など無い。

XCD 4/45Pという新しいレンズは320gという事で、中判デジタル用AFレンズとしては最軽量だそうだ。ちなみにSummilux-M 50 f1.4 ASPH.は335g。まだほとんど流通しておらず今すぐ手に入れる事は出来ないが、12万円代という戦略的なプライスが付く。ライカ判で言う所の35mm画角だ。

35mmレンズを絞ってストリート・スナップをたしなむライカユーザーは、X1D II & 45Pで同様の使い方は十分に出来ると思うし、きっと楽しいに違いない。シャッター音自体も静音設計になっている様だ。絞りもピントも固定でシャッターチャンスに集中するLeicaスタイル。そんな使い方が中判で出来る事が凄いし、ほぼ50mmレンズの見え方で35mm画角の広さを得られる優位性は、僕はあると思っている。

以前ここで似たような一枚をM9Pで撮った気がするが、黒の耐性の余りの違いに驚かされる。M9の描写も大好きだが最新中判デジタルは、どんなにテキトーに撮っても黒も白も余裕の階調が残る。X1D II 50c – Hasselblad, Sonnar 150mm F4 (ƒ/4.0, 1/400, ISO 100) ©2020 Saw Ichiro.

望遠レンズの圧縮効果と呼ばれるモノは、本来はレンズに依らず被写体との距離で決まるはずだが、中判とフルサイズでは僕の目には同じ距離、同じ画角でも明らかに何かが違って見える。レンズとセンサーの光の入射角の問題?技術的な事は僕にはさっぱり分からないが。

45pでなくても、XCD 3,5/45なら既にUsedも出回っている。こちらは417gだが十分に小さく軽いし、室内撮影では当然こちらがf値一段分有利になる。それでも室内はほとんど常にISO3200となると思うが。(^^) いずれも7群9枚。

Leicaでも元々、ほとんど50mmレンズしか使わなかった僕の場合、やはりその辺りの画角が使いやすい。一週間ほどC Planar 80 f2.8を使ってみて、画角的にはこれで狭いと思う事はほとんど無かったので(62mm相当)、本当は80mmに行きたい。しかしXCD 1,9/80mmは付けっぱなしにするにはデカイし重い。(1044g)被写界深度が浅すぎて、AFが決まるまで10秒とか待たされるのもちょっと厳しいのでパス。

HC80 f2.8も画角は良いがXHアダプターをかます事になりサイズが肥大化するのでパス。

となると無難にXCD 3,2/90に必然的に行き着く事になるが、約68mm相当を付けっぱなしで行けるのかはちょっとチャレンジだし、それならf値の明るいXCD 2,8/65も十分検討に値する。でも65mmは6群10枚、727gとノクティルックスM f0.95/50mm ASPH.を超える重量感だ。

ちなみにXCD 3,2/90は8群10枚、619g。f値は心もとないが、日々持ち出すには現実的にはこちらの方がずっと気楽だろう。

45mmと二本で運用するなら65mmは画角が近過ぎる。3本買えれば一番いいが(^^)それだけで100万円コースだ。今一番困っているのは人を撮るレンズだし、普通は逆だと思うがまずは90mm一本で頑張ってみて、気が向いたら45mmを追加する方向で考えてみるか。

X1D II 50c – Hasselblad, Planar 80mm F2.8 T* (ƒ/2.8, 1/1600, ISO 100) ©2020 Saw Ichiro.

Hasselblad X1D IIの美点
ハッセルブラッド純正レンズを買ってみた。XCD 3,2/90

Leicaのススメ

ライカを買いたくない人は、読まない方がいいやつ

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Leicaオーナーになるということ

このブログに訪れて下さっている方の中には、まだLeicaを所有していないが、実際ライカってどうなの?と興味がある方も多いと思う。もしも今日、貴方は念願のLeicaを手に入れたとする。その日は恐らく、何ヶ月経っても、何年経ったとしても、貴方にとって忘れられない一日になるに違いない。

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Leica Mの機種別・メリットとデメリットまとめ

最初は誰しも「ライカ+自分」の実験段階から始まる。もう少し発展すると、次第に「自分+ライカ」つまり道具の恩恵にあやかりつつも、主体は人間である事を意識する様になるし、またそうあるべきだ。最後は「自分+カメラ」、もはやライカであるかどうかは重要では無い段階に、至らなければならないと僕は思っている。

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世界で最も愛されるカメラ(改定)

世界で最も投稿されているカメラをFlickrのカメラファインダーで見てみると、本日付けでダントツでiPhoneだ。2位がキャノン、3位ニコン、4位SAMSUNGのギャラクシー、5位のソニーと続く。フジは7位でライカは15位だった。

Leicaレンズの話

レンズ選びの参考になるかも

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今度はSummilux 50mm F1.4 を考え直してみる

ズミクロンを押した直後に恐縮だが^_^、先日のJLUGの集まりで先輩方のレンズを触らせて頂いた勢いで、久しぶりにズミルックス50を購入してしまった。初代と現行第4世代を経て、今回は第2世代を選んだ。そして悟った。やっぱズミルックス50はむちゃくちゃ面白い!

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ズミクロン(Summicron 50mm/f2)を考え直してみる

APO-SUMMICRON-M F2/50mm ASPH.登場以降、なんとなくその廉価版的な存在になりつつあるノーマル・ズミクロン50が、今どんな意義があるのか再考してみる。ちなみにアポ50が価格コムで現在99万円、ノンアポが30万と3倍以上の価格差がある。

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Leicaレンズ沼の攻略法(入門編)

「ライカを買いたいが何がオススメか」と問われたら、ほとんどのライカ・ユーザーは、待ってましたとばかりに、うざいくらいにウンチクを披露しながら懇切丁寧に教えてくれるはずだ(笑)僕も含め、普段からそんな事ばかり考えてる連中だ。

ピーチ先生の構図の添削

ピーチ先生にichiroの構図のダメさをボコボコに指摘されまくるシリーズ。電子書籍も販売中(^^)

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ご報告:ピーチ先生の「構図の添削」が電子書籍になりました^_^

皆様、お元気ですか?実に5ヶ月ぶりに記事を書いてみている。この間、写真遊びを若干控え、ちょっと仕事なんかしていたが^_^、その中でもいろんな事があった。愛機のLeica S-Eに小さなCCDトラブルがあり、ドイツ行きになり3ヶ月間フジXで頑張っていた事、仕事の関係で久しぶりに渡米し、NYで少し写真を撮った事、そしてマッハ新書から、ピーチ先生の「構図の添削」を出版させて頂いた事だ。

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構図の添削3

JLUGで普段からお世話になっている小山 裕之さんが、ピーチ先生の構図の添削を受けてみたいと謙虚に仰って下さった^_^。3枚の素敵なお写真をお預かりしたので、御本人の許可を頂きこちらで一緒に考えてみたい。

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構図の添削2

前回のピーチ先生の構図の添削が思いのほか好評で^_^、むしろベテラン勢の面々が面白がって下さる様だ。敬愛する先輩諸氏から続編をやれと仰せつかったので、今日は一枚に絞って書いてみる。この一枚を改善するとしたら、貴方ならどう処理してOKとするだろうか。

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構図の添削

先日、構図改善大作戦でちょっと紹介したが、最近の僕の写真が現役デザイナーにどの様に指摘されたか、いくつか例題を出してみる^_^。まずは写真を貼って、その次に構図の添削付きを順番に並べるので、答えを見る前にどこを改善すべきか、是非貴方も僕の駄作を添削してみて欲しい。

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問題は、構図だ!

いつも注釈しているがこのブログはベテランの方を対象にしていない。不器用な素人の自虐ネタを赤裸々に書いているだけだが、それなのにたくさんのベテランの方から心温かいメッセージを頂き、謝りたい気分になる(笑)今日も、写真や絵画の専門教育を受けた事の無い、僕と同じくらいの平民の方々ための、構図を改善する初歩的な方法を思いついたので^_^、自分なりに書いてみる。

Leica M型の使い方

オーナーは教えてくれない、ライカは実は超カンタンな件

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現代デジタル・ライカで速射性を考える

クラシック・ライカの速射性は以前、アンリ・カルティエ・ブレッソンの「晴れた日はシャッタースピード1/125s、絞りf8、距離は10feet(5m)に固定」していた逸話から考察してみたが、露出計が内蔵されている現代のデジタル・ライカで、最も合理的な方法とは何かを考えてみた。

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カルティエ・ブレッソンの教えをM10でやってみる

いよいよ仕事が忙しくなってきたので、またこのブログに現実逃避することにする(笑)この秋に手放したHASSELBLAD 50周年記念 500C & Makro Planar CF 120mm F4 T*で撮った最後のフィルムの現像が上がって来た。現像に出そうと思いながら数ヶ月間、使用済みフィルムをバックに入れたまますっかり忘れて持ち歩いていたら、カビが生えてしまった(笑)。それだけM10が面白かったとも言える。汚らしいのでアンダーにして誤魔化す。

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ライカの内蔵露出計

「だってマニュアルだしなあ」とライカに興味はあっても使いこなす自信が持てない人のために、是非ここで紹介してみたいと思っていた。実は、ライカのマニュアル露出は「超」カンタンなのだ。ライカの優れた内蔵露出計がマニュアル操作性を著しく簡単に、便利にしてくれている。

写真に向き合う人のための登竜門

いろんな人からイイこと聞いたり実験したりしたのでシェア

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写真は「滅びの美学」

以前、友人が教えてくれた「貴方は何のために写真を撮るのか」の中に多くのヒントがあったのだが、それでも僕の足りない頭では未だモヤモヤしていた。ところがある日、美輪明宏さんの美しいお言葉の中に、僕の知りたかった答えの全てがあったので是非ここでご紹介したい。

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世界に羽ばたけ!LFI、Leica Meet(最終回)

何かのセレクションに入選したり、いいねを頂いたりするのはとても嬉しいし、光栄な事だ。しかしいいねを獲得する事自体が、写真を撮る目的になってはならないと僕は思っている。クライアントが喜ぶ作品が求められる商業写真家と違って、我々写真愛好家は、自分のためだけに写真を楽しんでいい特権がある。

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貴方は何のために写真を撮るのか

「何のために写真を撮るのか?」「何を撮りたいのか?」
貴方はこの問いに、なんと答えるだろうか。
今日は僕にとって、また写真愛好家にとってとても大事な事を教わったので、是非ともここで共有したい。

カメラ機種別・記事まとめ

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Sigma fpL

L1020739

Hasselblad X1D II

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Leica S

M9-P

Leica M9

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Leica M Typ240

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Leica M10

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道具編

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番外編

Hasselblad X1D IIの美点
ハッセルブラッド純正レンズを買ってみた。XCD 3,2/90