2024年11月10日 イチロー

WX超え!?超弩級の広角視界!スーパーワイドBINO

10倍9°の世界を覗いてみたくて無理してNikon WXを買った話をしたら、松本さんの製作魂に火が付き、そして本当に実現してしまった。それは、かつて見たことも無い奇妙な物体だが、分かる人は分かっている。これが革命前夜だと言うことを!(^^)

注意: これは望遠鏡を付け忘れたのでは無い。笑

仮称、スーパーワイドビノ(SW BINO)は、アイピースと望遠鏡の間にEMS(90°対空&正立化ミラー)を挟む既存の概念をぶち壊し、カメラ用レンズに直接アイピース接続し、対物レンズの外にEMSを配置して正立像を得る奇想天外な発想から成る。

通常はEMSの光路長を確保するために、鏡筒は250mm程度?以上の焦点距離が必要だったが、中間のEMSをバイパスする事で極めて短い焦点レンズでもピントが来る。

星見用・双眼鏡の王様、ニコンWXの超広視界、視界全ての星が点像という驚くべきスペックを凌駕するには、接眼部は是非ともNikon NAV-12.5HWか、NAV-17HWを使いたい。しかしアイピースには「正」のものと「負」の種類があって、複雑な光学系のアイピースの場合、アイピース本体の内側にピント位置が来る「負」の設計が多いらしい。Nikonは両方とも後者だった。となると、選ぶカメラ・レンズは、アイピースの内側まで到達するほどの長いフランジバックが必要だ。

レンズ選び

手元にあるカメラレンズ全部試してみて分かった事は、Nav12.5の焦点位置は、アイピース先端から44mm程度奥まった所にあると言う事、そしてNav17mmは同焦点化しているので分かるのだが、さらに17mmも奥に焦点がある事が分かった。どうりで自宅にあるほとんどのカメラ・レンズでは、アイピースとレンズボディを接触させてもピントが届かない訳だ。

半ば諦めかけたが、試しに押入れで眠っていたTakumar 135mm F3.5(M42マウント)だけがNAV12.5アイピースでピントが届くでは無いか!(ちなみに付属の専用コンバーターEiC-H10はNG、NAV-17mmも残念ながら届かなかった。)

松本さん製作のメガネフレーム。ここにカメラ・レンズの対物側のフィルターネジで固定し、高い剛性感がある。その代わり目幅は半固定式。

カメラ・レンズのフォーカスリングを無限遠に合わせた状態で、レンズ後端が42mmスクリューより飛び出していないレンズは、NAV12.5で1mm程度の余裕を持って無限遠に届く事が分かった。Takumar 55mm、28mm、zeissフレクトゴン35mm等は、無限遠だとレンズ後端が飛び出しているので、いずれもNG。(近距離へのフォーカスはレンズとアイピースを離していくので問題ない。)

そこで各社カメラメーカーのフランジバックを総当りに調べてみると、M42と同等以上なのは

M42 45.46mm

ペンタックスK 45.46mm
コンタックスN 48.00mm
ヤシカコンタックス 45.50mm
ライカR 47.15mm
ニコンF 46.50mm
オリンパスOM 46.00mm
T(T2) 55.00mm

中判や大判を除けばこれしか無かった。

うち、Tマウントは望遠しかなく、他社もAFレンズの場合は、無駄に重いし鏡筒径が太いので人間の目幅を超える。中判や大判は長大なフランジバックはあるが、レンズ鏡筒径が太過ぎて論外。(例外的に、Schneider super cineluxという古い特殊なレンズがあり、適切な鏡筒径、素晴らしい見え味と長大なバックフォーカスがあるらしいが、ebayで1本10万円前後と中古市場のプライスが少々高すぎる。)

Zoomレンズ

Takumar 135mmはなんと言っても激安で、数千円で買えるのでもう一本買っておいたが、そこで僕の悪知恵が沸々と湧き上がってきた。これ、ズームレンズ使ったら面白くね?(^^)

上記ブランドのマニュアル・フォーカスで鏡筒径が十分に細く、丁度良い焦点距離のズームレンズを探しまくってみつけたのが、Pentax  SMC PENTAX-M ZOOM 75-150mm F4。一般的なズームアイピースは普通、視野が狭くて僕は好まないが、鏡筒がズームの場合はどの倍率でも見掛視界100°キープ!既に革命の匂いしかしない。(^^)

早速試すべくヤフオクで1本落札してみた。700円だった。送料が1400円だったけど。(笑)

ただ、F4通しレンズなんてカメラの世界では珍しく無いが、望遠鏡として使うとなるとちょっと不思議な挙動をする。

松本さんの製作速報より

NAV-12.5HWと合わせると、Takumar 135mm 9.26° 10.8x(射出瞳3.7mm)に対し、

Zoom 75mm端 16.67° 6x
Zoom 150mm端 8.33° 12x

までは良いのだが、どの倍率でも射出瞳が望遠側(3.2mm)固定となる。ズームを動かしても明るさも見掛視界も変わらないのは驚きのメリットだが、暗い方に固定なのは想定外だった。

NAV12.5をどうしても使いたいという僕のワガママのために松本さんが開発して下さった、ミニ・アイフォーカサー付き2インチスリーブ!こんな便利ツール、見たことがあるだろうか?これさえあれば未来の望遠鏡には、フォーカサーが不要になるかも?人類の誰も考えつかなかったアイディアが、毎日の様に松本さんから湧き出てくる。これだけでも傑作中の傑作だ!!松本さんこそ人間国宝に認定すべきだ!

EMSで正立化

EMSを外せば倒立像の超広角・双眼鏡として使えるが、双眼鏡ならやはり正立像が欲しい。ただし、EMS-ULもUXLも第二ミラー(小さい方)は全く同じサイズで、短辺が40mmなのでレンズ口径は40mm弱に制限される事になる。幸い有効口径は、135が、38.5、 ズームが37.5とジャストサイズだ。

装着しているのはAskar 120APO BINO用のEMS-UXLだ。無塗装のアルミシルバーが良く似合っていてお気に入り(^^)。EMSに追加した67mm保護フィルターが曇りやすいので黒厚紙で簡易フードを作った。それにしても工作が酷すぎる事は自覚している。小学生以下。(笑)

ニコンアイピースの100°視界を活かすならUXLがベターという事になるが、UXLの対物側の開口径82mmのままだと、対象と無関係の余計な景色が端に映り込む。67mmのステップダウンリングで口径を制限する事でこの問題はほぼ解消し、150mm端では完璧、75mm端でも若干蹴られるものの、大体16°は達成している。

増山26mmを使うと、理論的には29.4°、2.9x、射出瞳13.2mmとほとんどテレコンビノ状態になるが、残念ながらEMSで蹴られてしまう。かと言ってEMSを外して倒立像で星座を見ても、なんだか訳分からなくて学習にならない。

小海星フェス2024で覗く

松本さんに無理を言って、小海星フェス2024に間に合わせて頂いた。しかしつい最近になってフェスの話を聞いたので申込みもしていないし(笑)、僕のズボラな性格で2日間とも夕方から参加させて頂いた。1日目は奥のキャンプ場で15cmツインDuoや月面散策ツアーでご一緒したオオカミ王ロボさんの敷地を間借りして、2日目は観望エリアをご親切に譲って下さった方がいて、望遠鏡が並び立つ観望エリアで店を開かせて頂いた。

Nikon WX vs SW BINO

Zoom 75mm端 16.67° 6x
Zoom 150mm端 8.33° 12x(射出瞳3.2mm固定)

Nikon WX 10x 9° 10x(射出瞳5.0mm)

WXと並べて見比べると、16°視界の広さはもちろん圧倒的で、NAV-12.5の視野枠の大きさもWXを圧倒する。カシオペアの全景が100°同一視野に収まる。視界の広さだけならテレコンビノでも近い体験は出来るが、あれは各種収差のオンパレードで星像はお世辞にも褒められないし、倍率も小さ過ぎるし、おまけに瞬殺で曇ってしまう。SW BINOの場合は良像範囲100%、最終端まで完璧な点像!なんてったってNAV-12.5の素晴らしい見え味だ。これはまだ誰も見た事が無い、未体験の世界だ!

内側の円がNikon WX 10x 50、外側がSW BINOの広角側だ。(望遠側はWXとほぼ同じ。)実際にはEMS-UXLの67mmリングに若干蹴られて、この円よりもわずかに狭くなるが、カシオペアの端から端まで、アイピースの中で目をグリグリ見渡すと見えている。

コスパ最強説

コスト面でも、既に双眼望遠鏡を所有している方なら何かしらのアイピースとEMSが2本づつある。肝心のカメラ・レンズも、市場ではほとんどゴミ扱いされている素晴らしいレンズがヤフオクやメルカリに溢れている。タダ同然のレンズ + その創意工夫や労力を考えれば申し訳なくなるほどの松本さんの良心製作費でNikon WXと同等、或いは凌駕する双眼鏡が作れてしまう。

EMSから全部新規に揃えたとしても、工夫次第でWXの半額までコストを抑える事が出来る。NAV-12.5は高価なアイピースだが、ピントのテストは必要だが賞月観星さんの13mmなどは圧倒的なコスパなのにイーソスと遜色無いと聞いている。

射出瞳問題

しかしNAV-12.5と75-150ズームレンズの組み合わせは、やはりちょっと暗い。射出瞳の差が如実に出てしまい、口径差もあって星の光の線が細い。WXの方が星が明るく綺羅びやかで、見ていて美しい。このレンズと合わせるなら松本さんが使っておられるナグラー16mmの方がベターだろう。

ナグラー16mmと合わせるとこうなる。

Zoom 75mm端 17.49° 4.7x
Zoom 150mm端 8.75° 9.4x(射出瞳4.1mm固定)

性能的には申し分無いが、個人的には82°アイピースだとWXのスペックに僅かに届かない感じがするのが、どうにも悔しい。(^^)

このズームレンズ、像質はTakumar135よりさらにコントラストが高く解像感があるだけに惜しい!レンズ構成がTakumar135の4群4枚に対し、9群12枚も使ってるので光量欠損している可能性もあるのかな?。

射出瞳を考えれば100mm前後の短焦点で、8x固定で使うのが最も理想的かもしれないと、SMC Takumar 105mm F2.8も試してみた。ピントは届くのだが、F2.8という短焦点のためか、同社135mmより星像が甘くてこのレンズは却下となった。Fは3.5から4の100mmレンズを今後も物色してみる。

SMC Takumar 105 + NAV-12.5
11.9° 8.4x 射出瞳4.5mm。

一長一短

座って楽な姿勢で落ち着いて見れるのは、SW BINOのメリットで長時間観望に優れている。もちろん天頂付近も楽勝だが、使い勝手の部分はまだまだ試作品の段階だ。実際に使用して気付いた事を逐一松本さんに報告している。

内部に迷光処理をしていないので、月を見るとコントラストが落ちるのは対処可能として、UXLを乗せるとジンバル雲台に干渉して水平方向に向ける事が出来ない。高度20°までは下がるので、星見用としては取り急ぎ問題は無い。使っている最中は完全バランス・クランプフリーで使いやすい。

三脚と本体だけ持って出れば完了の手持ち双眼鏡の手軽さや剛性感も、SW BINOは遠く及ばないのは仕方が無い。重量的にもニコンアイピースもクソ重いし、さらにEMS-UXLそれぞれ二本だ。とても手持ちでは使えない。

SW BINOはピント合わせが煩わしい。カメラ・レンズにズームリングとピントリング、絞りリングまで付いていて、松本さんに作って頂いた2インチスリーブのアイフォーカサーリングもある。どこを触っても回ったり伸びたりする稼働部分で、どこかを抑えながらどこかを回すのが難しく、ゲストがいきなり暗闇で自分で操作するのは、まず無理だ。

目幅を変更するには六角レンチが要る。この辺りは既に松本さんに新アイディアが生まれたとの事。楽しい日々が続く(^^)。

イベントが半月の夜で、星の光が全体的に弱い事もあるが、視界が広すぎて、90度対空な事もあり今どこを見てるのかサッパリ分からないという声も多かった。WXの記事で紹介したiPad内蔵傾斜計による視野の同期作戦は、SW BINOこそ重宝しそうだ。1/4インチネジ穴を松本さんに今朝お願いさせて頂いた。

大口径、高倍率の夢の望遠鏡が乱立する中、初心者さんゲストは見向きもしないこのSW BINOが今回のフェスで一番の衝撃と仰って下さった方がいらした(^^)。この変態的なBINOに一番の衝撃を感じる事が出来るエンスー度と感性に脱帽です!(笑)ありがとうございます!

SW BINOはまだ開発が始まったばかりの新ジャンルだ。どの世界でも、人類の既成概念を打ち破るマイルストーンにリアルタイムに立ち会える事ほどエキサイティングな事は無い。いやむしろ、それこそが生き甲斐そのものと言ってもいい。

ここからどう発展していくのか、当分ワクワクを楽しめそうだ。(^^)


(2024/11/15 追記)

ニコンNAV-12.5HWと合わせて使う場合の射出瞳問題を克服すべく、75-150ズームアイピースの代わりに90〜100mmのカメラ・レンズに変更する計画が進行中。上でも少し紹介したSMC Takumar 105  F2.8と135 F3.5、ズームを片方づつ装着してじっくり比較してみた。

Zoom 75mm端(16.67°, 6x)
Zoom 150mm端(8.33°, 12x, EP3.2mm固定)

SMC Takumar 105  F2.8(11.9°, 8.4x, EP4.5mm)
Takumar 135 F3.5(9.26°, 10.8x, EP3.7mm)

葉山のベランダで比較したのでいずれにしてもショボい星だが、135mmとZoomを比較すると、確かに視界が少し明るくなり、ズームで見えなかった微光星が見えてくる。が、差は小さい。105mmにすると当たり前だけど格段に明るくなる。特に低倍率で宇宙を見る場合には、射出瞳径5mmというのはとても大切な境界線なのかもしれない。(大口径では2mmを切っても楽しめる単独対象は沢山ある。)

SMCタクマー105mmのSMCはSuper-Multi-Coatedの略で、星見にはシングルコートの135mmより有利に違いない。上で星像が甘い、と書いたが、正確には近所の夜景を覗いただけで星を見比べたのは今日が初めて。確かにズームの方が点が締まって見える気もするが、そんな事より圧倒的に明るくて微光星が沢山見えてくる方が賑やかで楽しい。ただ、木星くらい明るい星を視野に入れると確かにちょっと光が暴れて見えるかもしれない。その場合は少し絞ると解決するが、もともと視界が明るいので2段絞ってもズームと同程度の明るさだ。

左、Takumar 105、右75-150 Zoom。タクマー105はこのコンパクトさも魅力だ。

ちなみにSMC PENTAX-M Macro 100mm F4というのもみつけたが、F4だと口径が小さすぎる様に見えるし、こちらは結構希少の様だ。少し太いがsmc Pentax-M 85mm F/2なんてのもあった。

その他の候補としては、Carl Zeiss Jena Pancolar 80mm f/1.8という、普通にポートレート撮影で使いたい魅力的なM42マウントレンズもあるが、希少レンズでPlanar85よりも高く10万円前後する。フィルター径52mm、鏡筒径64.5mmあり双眼には使いにくい。惜しい!

CONTAX Carl Zeiss Sonnar T* 85mm F2.8 MMGも面白そうだが、こちらも鏡筒径が62.5mmある。僕の目幅は67mmもあるので僕専用ならどちらも余裕だが、女性と交代出来ないのは少し寂しい(^^)。こっちはゴムリングを外せば61mmくらいにはなるかな?(フィルター径55mm)こちらは市場では比較的安価で買えるし、ヤシカ・コンタックスのフランジバックはM42マウントとほぼ同じなので使えるはず。何より、オールドZeissレンズの双眼というだけで、ちょっとワクっとするじゃないか。(笑)

ちなみに鏡筒径などのカメラ・レンズの詳細データはLENS-DB.COMが便利だ。大抵は載ってる。

実はM42マウントの100mmは現代レンズもある。銘匠光学 TTArtisan 100mm f/2.8のレンズ構成は、オールド・タクマー105の4群5枚に対し3群3枚と現代レンズとは思えない仕様だ。しかし作例を見る限り流石の現代レンズでコントラストが高そうだ。ALIで2万円で買える様で、古いZeissを揃えるより安い。さて、どれを二本揃えるか。

ちなみにSW BINOに使っているジンバル雲台はAli Expressの激安架台(^^)。必要にして十分だ。

EMS-ULで使えるのか?

僕はEMS-UXLで組んでみたがEMS-ULでもケラれの問題は起きない?或いは、UXLとあまり変わらない可能性もある様だ。僕の手元にULが無く、松本さんの手元にUXLが無いので双方実際に覗いて比較実験する事が出来ないが、少なくともナグラー16mm(見掛視界82°)だとULでほとんど問題無いらしい。このあたりもまだ今後の検証が必要だ。

松本さんがULとUXLの光路の計算をして下さった。僕にはこういう事は全く出来ない(^^)。

確かに-UXLの使用は無駄ではありませんが、-UXLでも半実視界の8度だと、ざっと65%くらいの光量確保のようですね。  一方で、盛大に蹴られているように見える-ULでも、50%近い最周辺の光束を確保していますね。視野の大半(中心付近)では、差は視認できないでしょう。この辺を、全く新規に投資する人がどう考えるかでしょうね。コストだけじゃなくて、使い勝手や収納、運搬性を含めて。

松本さんより

中判レンズで双眼鏡を作る!

ここまではEMSをカメラ・レンズの外に接続するアイディアだったが、実はもう一段発展したアイディアが既にある。

松本さんに確認したところ、第二ミラー(小さい方)のハウジングの両端間の光路は18×2=36mmと言われる。そしてカメラ・レンズとNAV12.5を接触させた場合の必要光路は44mm前後。と言う事は!

ペンタックス67 ー 84.95mm
ハッセルブラッドV ー 74.90mm
ペンタックス645  70.87mm
マミヤRB ー 112.00mm
マミヤRZ ー 105.00mm
バヨネット式ブロニカ  101.00mm
ハッセルブラッド1600F  82.10mm

取り急ぎフランジバックが70mm以上ある中判、大判カメラ・レンズを集めたが、80mmを超える場合はEMSの第一ミラーと第二ミラーの間にカメラ・レンズを挟む事が可能な計算になる(アダプターが0プロファイルなら)。ここは目幅に関わらない部分なので、カメラ・レンズ径がどんなに太くなっても構わないし、レンズ口径も5cmを超えるものもあるかもしれない。レンズ直前に第一ミラーを1枚配置するので光路ロスも第二ミラーの短辺4cmの口径ロスも防げるため、ケラれの問題も解決出来そうだ。(なんならデカいミラーを60°傾ければEMSで無くても良い。)

テキストで書いても訳分からないかも?でもまだ誰もやった事がないトライアルなので写真が無い。

一石三鳥だが、レンズのコストが上がるし、EMSペアが双眼鏡専用になるし、きっとさらに異様な見た目になるだろう。(^^) だれか勇者がこれに追従して下さらないかなあ。

Nikon WX 10x50 IFで満天の星を散策する!
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Leicaのススメ

ライカを買いたくない人は、読まない方がいいやつ

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Leicaオーナーになるということ

このブログに訪れて下さっている方の中には、まだLeicaを所有していないが、実際ライカってどうなの?と興味がある方も多いと思う。もしも今日、貴方は念願のLeicaを手に入れたとする。その日は恐らく、何ヶ月経っても、何年経ったとしても、貴方にとって忘れられない一日になるに違いない。

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Leica Mの機種別・メリットとデメリットまとめ

最初は誰しも「ライカ+自分」の実験段階から始まる。もう少し発展すると、次第に「自分+ライカ」つまり道具の恩恵にあやかりつつも、主体は人間である事を意識する様になるし、またそうあるべきだ。最後は「自分+カメラ」、もはやライカであるかどうかは重要では無い段階に、至らなければならないと僕は思っている。

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世界で最も愛されるカメラ(改定)

世界で最も投稿されているカメラをFlickrのカメラファインダーで見てみると、本日付けでダントツでiPhoneだ。2位がキャノン、3位ニコン、4位SAMSUNGのギャラクシー、5位のソニーと続く。フジは7位でライカは15位だった。

Leicaレンズの話

レンズ選びの参考になるかも

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今度はSummilux 50mm F1.4 を考え直してみる

ズミクロンを押した直後に恐縮だが^_^、先日のJLUGの集まりで先輩方のレンズを触らせて頂いた勢いで、久しぶりにズミルックス50を購入してしまった。初代と現行第4世代を経て、今回は第2世代を選んだ。そして悟った。やっぱズミルックス50はむちゃくちゃ面白い!

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ズミクロン(Summicron 50mm/f2)を考え直してみる

APO-SUMMICRON-M F2/50mm ASPH.登場以降、なんとなくその廉価版的な存在になりつつあるノーマル・ズミクロン50が、今どんな意義があるのか再考してみる。ちなみにアポ50が価格コムで現在99万円、ノンアポが30万と3倍以上の価格差がある。

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Leicaレンズ沼の攻略法(入門編)

「ライカを買いたいが何がオススメか」と問われたら、ほとんどのライカ・ユーザーは、待ってましたとばかりに、うざいくらいにウンチクを披露しながら懇切丁寧に教えてくれるはずだ(笑)僕も含め、普段からそんな事ばかり考えてる連中だ。

ピーチ先生の構図の添削

ピーチ先生にichiroの構図のダメさをボコボコに指摘されまくるシリーズ。電子書籍も販売中(^^)

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ご報告:ピーチ先生の「構図の添削」が電子書籍になりました^_^

皆様、お元気ですか?実に5ヶ月ぶりに記事を書いてみている。この間、写真遊びを若干控え、ちょっと仕事なんかしていたが^_^、その中でもいろんな事があった。愛機のLeica S-Eに小さなCCDトラブルがあり、ドイツ行きになり3ヶ月間フジXで頑張っていた事、仕事の関係で久しぶりに渡米し、NYで少し写真を撮った事、そしてマッハ新書から、ピーチ先生の「構図の添削」を出版させて頂いた事だ。

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JLUGで普段からお世話になっている小山 裕之さんが、ピーチ先生の構図の添削を受けてみたいと謙虚に仰って下さった^_^。3枚の素敵なお写真をお預かりしたので、御本人の許可を頂きこちらで一緒に考えてみたい。

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構図の添削2

前回のピーチ先生の構図の添削が思いのほか好評で^_^、むしろベテラン勢の面々が面白がって下さる様だ。敬愛する先輩諸氏から続編をやれと仰せつかったので、今日は一枚に絞って書いてみる。この一枚を改善するとしたら、貴方ならどう処理してOKとするだろうか。

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構図の添削

先日、構図改善大作戦でちょっと紹介したが、最近の僕の写真が現役デザイナーにどの様に指摘されたか、いくつか例題を出してみる^_^。まずは写真を貼って、その次に構図の添削付きを順番に並べるので、答えを見る前にどこを改善すべきか、是非貴方も僕の駄作を添削してみて欲しい。

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問題は、構図だ!

いつも注釈しているがこのブログはベテランの方を対象にしていない。不器用な素人の自虐ネタを赤裸々に書いているだけだが、それなのにたくさんのベテランの方から心温かいメッセージを頂き、謝りたい気分になる(笑)今日も、写真や絵画の専門教育を受けた事の無い、僕と同じくらいの平民の方々ための、構図を改善する初歩的な方法を思いついたので^_^、自分なりに書いてみる。

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日本のライカオヤジ

最近買った写真集。”One Mind’s Eye” Arnold Newman。これが、無茶苦茶良かった。ムッチャクチャ良かった!!ブレッソンが構図の「面白さ」としたら、ニューマンは構図の「カッコよさ」だと思う。よく見れば気が付くのではなく、見た瞬間に、ひと目でカッコイイのだ。

Leica M型の使い方

オーナーは教えてくれない、ライカは実は超カンタンな件

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現代デジタル・ライカで速射性を考える

クラシック・ライカの速射性は以前、アンリ・カルティエ・ブレッソンの「晴れた日はシャッタースピード1/125s、絞りf8、距離は10feet(5m)に固定」していた逸話から考察してみたが、露出計が内蔵されている現代のデジタル・ライカで、最も合理的な方法とは何かを考えてみた。

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カルティエ・ブレッソンの教えをM10でやってみる

いよいよ仕事が忙しくなってきたので、またこのブログに現実逃避することにする(笑)この秋に手放したHASSELBLAD 50周年記念 500C & Makro Planar CF 120mm F4 T*で撮った最後のフィルムの現像が上がって来た。現像に出そうと思いながら数ヶ月間、使用済みフィルムをバックに入れたまますっかり忘れて持ち歩いていたら、カビが生えてしまった(笑)。それだけM10が面白かったとも言える。汚らしいのでアンダーにして誤魔化す。

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ライカの内蔵露出計

「だってマニュアルだしなあ」とライカに興味はあっても使いこなす自信が持てない人のために、是非ここで紹介してみたいと思っていた。実は、ライカのマニュアル露出は「超」カンタンなのだ。ライカの優れた内蔵露出計がマニュアル操作性を著しく簡単に、便利にしてくれている。

写真に向き合う人のための登竜門

いろんな人からイイこと聞いたり実験したりしたのでシェア

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写真は「滅びの美学」

以前、友人が教えてくれた「貴方は何のために写真を撮るのか」の中に多くのヒントがあったのだが、それでも僕の足りない頭では未だモヤモヤしていた。ところがある日、美輪明宏さんの美しいお言葉の中に、僕の知りたかった答えの全てがあったので是非ここでご紹介したい。

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世界に羽ばたけ!LFI、Leica Meet(最終回)

何かのセレクションに入選したり、いいねを頂いたりするのはとても嬉しいし、光栄な事だ。しかしいいねを獲得する事自体が、写真を撮る目的になってはならないと僕は思っている。クライアントが喜ぶ作品が求められる商業写真家と違って、我々写真愛好家は、自分のためだけに写真を楽しんでいい特権がある。

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貴方は何のために写真を撮るのか

「何のために写真を撮るのか?」「何を撮りたいのか?」
貴方はこの問いに、なんと答えるだろうか。
今日は僕にとって、また写真愛好家にとってとても大事な事を教わったので、是非ともここで共有したい。

カメラ機種別・記事まとめ

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Sigma fpL

L1020739

Hasselblad X1D II

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Leica S

M9-P

Leica M9

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Leica M Typ240

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Leica M10

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道具編

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天体観測

Nikon WX 10x50 IFで満天の星を散策する!