2021年5月2日 イチロー

Sigma fpL+Contax Planar 85mm f1.4でポートレート

Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.
 

早速、Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4+Sigma fpLを片手に、鎌倉の街をちょっと歩いた。ポートレートを試したかったので、今日は下の娘にモデルになってもらった(^^)

Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.
 

僕が手に入れた85mm Planarはビックリするほど状態が良くてラッキーだったが、僕と大して年齢が変わらないレンズにしては、それほど古臭い写りをする訳でも無い。

僕の中の勝手なイメージでは、キレッキレの線のシャープネスで見せる現代レンズに対して、物体の輪郭を境界線として描かずに、それをコントラストの明暗だけで表現する様な自然さ、柔らかさが球面レンズの美徳だ。さほど視力に自信の無い僕の目の見え方により近い。

Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.
 

現代レンズに対してちょっと黒が浮く特性がオールドレンズの良さでもあり、古さでもある訳だが、それはすなわち黒潰れに強いという事でもある。現像でちょっと黒を締めれば、そんな時代感を感じさせない表現も出来そうだ。

fpL本体にあるTONEボタンは、コントラストを強めるのではなく反対に黒を浮かせるためのもので(多分)、Contax Planarには必要無い。そもそもこれもCOLORモードと同じく、カメラ内のjpg生成だけのもので、Raw現像には関係ないよね?わざわざ独立ボタンいらないかなあ。

Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.
 

特に注釈が無い限り全部絞り開放f1.4で撮っているつもりだったが、気が付けば知らないうちに絞りリングに触っていてf2.0になっている事が何度もあった(^^) 別に絞りリングが軽すぎる訳でもないが、MFのつもりで絞りを回してるのかな(笑)。なので実際開放なのかf2なのかはさっぱり分からない。

まだ全然使い慣れていない事もあるが、Planar 85mm f1.4はフォーカスリングが全周270°くらい回るし(終端から終端まで下手したら二回持ち替えが必要)まだどっち回しがどっちの方向かも分かっていないまま、Leicaレンズの3倍くらいモタモタやっている。

Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.
 

fpLの電子シャッターは、ハッセルと違ってちゃんとレリーズを切った時にカシャっと鳴る。もちろん単に録音したオーディオファイルを再生しているだけと思うが、撮り手からすれば感覚的にシックリ来る。

ただ音量的には物凄く品がある感じで、モデルには絶対聞こえないので、シャッターを押したのかどうか相手は分からない。デフォルトでは5段階中3の音量になっていたが、相手が居る場合は音量上げてもいいかもしれない。

Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.

ちなみにこのページの全ての写真は僕のオリジナル・カラープロファイル(太陽光)でCapture OneでRaw現像している。このカラープロファイルを使うと、時々Leica M9的な濃厚な発色を楽しめる。(昨日公開したページでダウンロード出来ます)Sigma純正のピクチャースタイルは使っていない。

Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.
 

f2.0に絞ると結構キリッとする。(この1枚はコントラストをおもくそ上げた。)このレンズ、意外とどういう場面でも使いやすい万能レンズと思う。しょっちゅう立体感を感じさせる描写もあって、銘玉と呼ばれるだけの事は確かにある。

目的無く持ち歩くにはちょっと重いが、ポートレートを撮るつもりなら軽量のfpLとの組み合わせなら全然ありだし(EVF合わせて1.2kg弱)、またその価値があると思った。

Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.
 

この子はまだ小学4年生だが、何故かモデルに求められる事を分かっていたりして、絵になりそうな場所で勝手にポーズを決めて待っててくれるw。むしろ大人を撮るより自由で面白かったりする。

Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.

走り出されると慣れないMFレンズでは全然追えない。(^^)

もう暗くなりかけていたが、北条政子が眠っている寿福寺に立ち寄った。やはりこの辺りは鎌倉幕府にまつわるモノが多い。寿福寺は自然が美しいし、いつも人がほとんど居ないので時々散歩に立ち寄る。

Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.
 
Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.

fpLにはオート・ホワイトバランスが何故か2種類あって、マニュアルを読むとAWB(色残し)と書いてある。

左から2番めが「AWB色残し」
 

「光源の色味を残し、その場の雰囲気を残した調整がされます」とだけ書いてあって他に何の説明も無い。普通のAWBだとその場の雰囲気が残らないの??これなに?w

Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.
 

絞り優先「A」で使ってみて思ったのは、測光モード標準の「評価測光」と呼ばれる一番最初のやつだと、背景に引っ張られて中央メインの被写体が白飛び寸前まで明るくされてしまう事が度々あった。Leica M型の感覚で行くとミスる。(現像でだいぶマイナス補正している)

左から評価測光、中央重点、スポット測光
 

評価測光は無難ではあるが撮り手の意思を反映しにくいので、次回は中央重点か、スポット測光で試してみる。fpLもシャッター半押しでAEロック機能はちゃんとある。

Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.
 

そうそう、これは恐らくバグじゃないかと思うのだが、Menuの中に「Mモード時モニター露出反映」という項目があって、現在のマニュアル設定で実際の見え方をモニター反映させるものと理解している。でもこれが入でも切でもどちらも同じく反映されなくて困る。(ファームウェアVer 1.00)

撮った後のプレビューではじめて、露出が間違ってる事に気がつくパターン。

Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.
 

※注 これはお店に置いてあった人形だ(^^) これを買う人って、どういう気持ちになりたくて買うのだろう(笑)

Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.

GWとは言え、なかなか出かけにくい昨今だ。家族には近所の散歩で我慢してもらったが、fpLやContax Planarの実力も確かめられたし結構楽しかった。

ちなみに駐車料金800円程度の時間で、fpLのバッテリーの表示上はゼロになりかけていた。2、3時間くらいかな?

ほぼ100%EVFオンリーだが、歩いている間中一度も電源を落とさずに、LCDオフ1分、オートパワーオフ5分、ECOモード切の設定での結果だ。丸一日撮るならバッテリーは3本あっても良いかもしれない。

Sigma fpL, Carl Zeiss Planar T* 85mm F1.4 ©2021 Saw Ichiro.
 
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Leicaのススメ

ライカを買いたくない人は、読まない方がいいやつ

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ピーチ先生の構図の添削

ピーチ先生にichiroの構図のダメさをボコボコに指摘されまくるシリーズ。電子書籍も販売中(^^)

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ご報告:ピーチ先生の「構図の添削」が電子書籍になりました^_^

皆様、お元気ですか?実に5ヶ月ぶりに記事を書いてみている。この間、写真遊びを若干控え、ちょっと仕事なんかしていたが^_^、その中でもいろんな事があった。愛機のLeica S-Eに小さなCCDトラブルがあり、ドイツ行きになり3ヶ月間フジXで頑張っていた事、仕事の関係で久しぶりに渡米し、NYで少し写真を撮った事、そしてマッハ新書から、ピーチ先生の「構図の添削」を出版させて頂いた事だ。

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構図の添削3

JLUGで普段からお世話になっている小山 裕之さんが、ピーチ先生の構図の添削を受けてみたいと謙虚に仰って下さった^_^。3枚の素敵なお写真をお預かりしたので、御本人の許可を頂きこちらで一緒に考えてみたい。

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前回のピーチ先生の構図の添削が思いのほか好評で^_^、むしろベテラン勢の面々が面白がって下さる様だ。敬愛する先輩諸氏から続編をやれと仰せつかったので、今日は一枚に絞って書いてみる。この一枚を改善するとしたら、貴方ならどう処理してOKとするだろうか。

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世界に羽ばたけ!LFI、Leica Meet(最終回)

何かのセレクションに入選したり、いいねを頂いたりするのはとても嬉しいし、光栄な事だ。しかしいいねを獲得する事自体が、写真を撮る目的になってはならないと僕は思っている。クライアントが喜ぶ作品が求められる商業写真家と違って、我々写真愛好家は、自分のためだけに写真を楽しんでいい特権がある。

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貴方は何のために写真を撮るのか

「何のために写真を撮るのか?」「何を撮りたいのか?」
貴方はこの問いに、なんと答えるだろうか。
今日は僕にとって、また写真愛好家にとってとても大事な事を教わったので、是非ともここで共有したい。

カメラ機種別・記事まとめ

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Sigma fpL

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Hasselblad X1D II

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Leica S

M9-P

Leica M9

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Leica M Typ240

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Leica M10

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道具編

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番外編

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