LEICA Summarit-S 70mm ASPH. f/2.5 CS

世界に羽ばたけ!LFI、Leica Meet(最終回)

Leica S-E (Typ006) + Leica Summarit-S 70mm f/2.5 ASPH (ƒ/2.5, 1/1500s, ISO 100) ©2018 Saw Ichiro. 何かのセレクションに入選したり、いいねを頂いたりするのはとても嬉しいし、光栄な事だ。しかしいいねを獲得する事自体が、写真を撮る目的になってはならないと僕は思っている。クライアントが喜ぶ作品が求められる商業写真家と違って、我々写真愛好家は、自分のためだけに写真を楽しんでいい特権がある。 model: Sara. Leica S-E (Typ006) + Leica Summarit-S 70mm f/2.5 ASPH (ƒ/2.5, 1/4000s,…

構図の添削2

  前回のピーチ先生の構図の添削が思いのほか好評で^_^、むしろベテラン勢の面々が面白がって下さる様だ。敬愛する先輩諸氏から続編をやれと仰せつかったので、今日は一枚に絞って書いてみる。この一枚を改善するとしたら、貴方ならどう処理してOKとするだろうか。 この日はモデルのサラがロンドンから来日していて、いろんなご縁が重なり都内の北辰一刀流、玄武館の彼女の体験入学を斡旋したりして、ついでに写真を撮らせて頂いた。僕も15年前に通いつめていたこの道場の6代目館長は、散々お世話になった偉大な恩師だ。 このシーンでは実際に刀を向けられて、自分が殺される前に絶対に相手を切らなければならないシリアスな恐怖感を、詳細が良く見えないアンダーな風合いで撮りたいと思った。 期待していた窓から美しく差し込む光が全然無かったので、仕方なくNissinストロボ一灯を使って斜め背後から絵にコントラストを与えた。最近マイブームのソフトフィルターを装着して、とりあえず白黒のアンダーにしたのが上の写真だ。さてここからどうするか。 ピーチ先生にまずは以下の様に指摘された。     僕の記憶に残っているピーチ先生の言葉をそのまま書いてみる^_^ いい事教えてあげるよ、アンダー写真の面白ろさは、ハイライトのシルエットのカッコよさなんだよ。どうしても人は明るい方に目が行くから。だからハイライトの形がカッコよくなければ、ただの暗い写真に見えるだけだよ。(涙) でもこれを少しでも良く見せたいなら、ただ暗い印象じゃなくするために、まずは見えてる足を十分に明るく。それでバランスが良くなると思う。そして全体的に不明瞭なグレーの比率が多すぎるから、背景の横のラインを強調してみて。真ん中左の背景の白も生かして。 という事で明瞭度を思いきり上げてコントラストも強めて中間色の割合いを減らし、横ラインを強調した。足も少し明るくしたのが下の写真。   スライダーでbefore afterを比較してみる。さっきよりだいぶ良くなった。足はもっと明るくして全体の不明瞭感をさらに緩和したい。うさぎの耳みたいに見える頭の後ろの光は邪魔なので消して。 顔が影になっているのはいいけど、目をほんの少しだけ意識出来るようにしたい。目の強調は、全体を明るくするというより、暗がりになってる右目の白目の部分に、小さいハイライトの丸を入れて。ちょっと裏技的だけど。 刀を持っている事をもっと分かりやすく強調した方がいい。え?何?という面白さを狙うのでなければ、わかり易さが大事。     具体的に、こんな事をやった。     そして、最後に白黒にちょっと色味を混ぜたフィルムテイストにして、右の影を深めたりして一応完成。ピーチ先生はまだ何か言ってたが、自分的にはこれでもういい(笑) Leica S-E (Typ006) + Leica Summarit-S 70mm…

ライカMの重量

Leica S-E (Typ006) + Leica Summarit-S 70mm f/2.5 ASPH (ƒ/8.0, 1/1500s, ISO 100) ©2018 Saw Ichiro. 次期M10-PかM11の重量を、M2、M9と同等の580gに軽量化して頂く様、JLUGに謹んで進言させて頂いた^_^ その際、ライカの各パーツ重量はどんなもんか、調べてみたのでメモ。 660gのM10からたった80gの軽量化だが、これが持った感じが結構違う。680gのM240はズッシリ感を否応無しに感じてしまうし、580gのM2やM9がどういう訳か手にしっくり来る。軽ければ良いと言うよりは、真鍮ボディとは言え600gを超えない事が本来のMと姿というのが、いちMファンとしての個人的な想いだ。 M typ240が680g、そこからビデオ、録音装置を省きボディの薄型化を果たしたM10が、たったの20g減の660gというのがどうも疑問が残るのだ。何がM10を重くしているのか。 M10が軽くなる要素 ・薄型化 ・ムービー&音声収録装置撤廃 ・バッテリー小型化 M10が重くなる要素 ・ISOダイヤル新設 ・ファインダーの大型化 ・フレームセレクターレバー復活 うーん、バッテリーの大きさも全然違うし、納得できるような出来ないような。 Leica…

構図の添削

Chime. Leica S-E (Typ006) + Leica Summarit-S 70mm f/2.5 ASPH (ƒ/2.5, 1/60s, ISO 100) ©2018 Saw Ichiro. 先日、構図改善大作戦でちょっと紹介したが、最近の僕の写真が現役デザイナーにどの様に指摘されたか、いくつか例題を出してみる^_^。まずは写真を貼って、その次に構図の添削付きを順番に並べるので、答えを見る前にどこを改善すべきか、是非貴方も僕の駄作を添削してみて欲しい。 構図と言っても三分割法や水平線を水平にと言った教科書的なTipsではなく、現状をどうしたらもっと良くなるかという、もうちょっと実践的な話だ。感覚的な要素も多分にあるし、もっと良いアイディアもあるかもしれないが、いずれもこの添削により、恐らく元よりはベターな結果になるだろうと僕も思う。 先日の記事を読んで下さった方ならもうお分かりと思うが、現役デザイナーとは僕の嫁の事だが、嫁というのも呼び名としてはどうもやりにくいので、彼女の昔のハンドルネームを取って、ピーチ先生と呼ぶ事にする(笑) 例題 1       記憶に残っているピーチ先生の言葉を意訳すると、子供の足下が窮屈すぎる。右下のウォーターマークがゴチャゴチャ感をさらに助長している。綺麗な空を見せたいのか、子供が下を向いて何をしているのか、興味の対象をどちらかに決めた方がいい。(トラックパッドで文字を落書きしているので読みにくくて失礼!) 例題 2    …

貴方は何のために写真を撮るのか

真夜中の千鳥ヶ淵。6秒も開いたのに花びらが解像するほど、無風だった。Leica S-E + Leica Summarit-S 70mm f/2.5 ASPH (ƒ/5.6, 6s, ISO 200) ©2018 Saw Ichiro. 「何のために写真を撮るのか?」 「何を撮りたいのか?」 貴方はこの問いに、なんと答えるだろうか。 今日は僕にとって、また写真愛好家にとってとても大事な事を教わったので、是非ともここで共有したい。 開口一番、友人に冒頭の質問を問われ、僕が言葉に詰まっていると、彼はこう続けた。 「イチローさんは、他の人が持っていないモノを持っている人だと思います。でも、普通の人が当たり前に持っているモノが、ゴッソリ欠落しているんですよ。」 Leica S-E + Leica Summarit-S 70mm f/2.5 ASPH (ƒ/2.5,…

ライティング・アクセサリー

何かのテクスチャーとの合成がマイブーム。Leica S-E + Leica Summarit-S 70mm f/2.5 ASPH (ƒ/2.5, 1/125, ISO 1600) ©2018 Saw Ichiro. レンズをたくさん持ち歩いて、どんなチャンスも逃したくない派と、レンズの一本縛りを与えて、それで撮れるモノを撮る派と、人により意見が別れる。どちらも正解と思うが僕の場合は後者で、Mでも結局、気に入った50mm一本しかほとんど使っていなかった。 それは単純に僕が怠惰な人間で、レンズ交換作業が面倒なのもあるが、多種多様な表現が許される事よりも、この人が撮ったらこうなるという様な、悪く言えばある種のワンパターン性、良く言えばその人のキャラクター「誰々っぽいよね」という個性も、ポジティブに捉えていいと僕は思っている。その個性をライカに頼っているとしても^_^。 同じ道具を使い続ける事によって、フォーカスノブを手元で触るだけで大凡の距離感が把握出来るようになったり、道具を手足の様に使いこなすまでの時間も格段に早くなる。 Sレンズも例え買い増ししたとしても、僕は多分70mmばっかり多用する人になる可能性が高いし、ライティングの道具もアンブレラ、ソフトボックス、ビューティディッシュ等、大小いろいろ買ってみたものの、どれか一つに絞って、当面これしか使わない、という縛りを与えてそればっかりで工夫してみる事にした。 Leica S-E + Leica Summarit-S 70mm f/2.5 ASPH (ƒ/2.8, 1/30, ISO…

Leica Sのフォーマットサイズ

  L.K. ストロボ一式を準備する時間が無かったので、暗いビデオライト一灯で絞り開放で撮った。Leica S-E + Leica Summarit-S 70mm f/2.5 ASPH (ƒ/2.5, 1/60, ISO 100) ©2018 Saw Ichiro. Phase One、Hasselblad、マミヤなど、中判デジタル代表機器のフォーマットサイズを後学のために調べてみた。 53.9 x 40.4 mm Leaf Credo 80、60、IQ180、160、H5D-60 49.1 x 36.8 mm…

Leica S-E (Typ 006)の問題点と解決策

ほとんど真っ暗になりかけの時に、ミニ三脚に乗せて6秒開いた。ちょっと重量的に荷が重いか。Leica S-E + Leica Summarit-S 70mm f/2.5 ASPH (ƒ/5.6, 6s, ISO 100) ©2018 Saw Ichiro. 今後、多分このブログが、ライカS-Eに関して日本で一番詳しいレビューページになると思う(笑)僕の様な素人意見ではご不満の方もあるだろうが、誰も書かないのだから仕方がない。変な使命感に燃えてきたw 前回はSを持ち上げたので、今日は落としてみる^_^。 S-Eを腰にぶら下げて、軽く山を登ってみた。大した山でも無いのだが、カメラの問題ではなく足腰がガクブルで日頃の運動不足を反省、、でもカメラの運搬は苦にならなかった。昔は腰に刀を二本もぶら下げて、高知から江戸まで何往復も歩いていたのだ。Sごときで音を上げてはいけない^_^。 相模湾を見下ろす。Leica S-E + Leica Summarit-S 70mm f/2.5 ASPH (ƒ/2.5, 1/1500s, ISO 100)…

ライカSで撮ってみた

よく見れば看板にMと書いてある^_^。Leica S-E + Leica Summarit-S 70mm f/2.5 ASPH (ƒ/2.5, 1/125, ISO 100) ©2018 Saw Ichiro. Sは使いにくかったよ!ダメだったよ! 、、と書いておいて内緒にしようか迷うほど、実はSはよかった(笑)37.5MピクセルによりM10以上の描写性能があるのに、写りすぎる感じがしないのだ。 人影の少ない深夜の南青山を、ライカSと少し歩いた。Ilko式の構えを覚えてから、手ブレを防げるだけでなく、右手の負担を心配しなくて済むようになった。ストリートでも全然問題なかった。腰巻きホルスターの恩恵もあり、腕力を鍛える必要はなさそうだ^_^ Leica S-E + Leica Summarit-S 70mm f/2.5 ASPH (ƒ/2.5, 1/125, ISO 800)…