2017年10月19日 ichiro

MacBook Pro 15 inch (2017) (10月21日追記)

ここ一年で急に写真熱が再燃、今まで使っていた13インチでは力不足を感じるようになり、2.9GHzクアッドコアIntel Core i7モデルに買い換えた。

僕の場合は写真は100%ラップトップでやる。メインのデスクトップマシンは仕事専用で、分電盤のブレーカーを上げないと使えない特殊な環境になっている。Macと同時に大量のClass-A ディスクリートや真空管機材も一緒に立ち上がるので、ちょっと写真で遊ぶ環境ではない。自宅と仕事場、それに札幌や海外出張も結構あり、日常の仕事は僕はラップトップ必須だ。起きてる時間の多くはMac画面を見て過ごしているし、こいつはまさに僕の右腕なのだ。

2011年からずっと13インチを使っていてそのサイズ感には満足していたが、今回15インチにしたのは15インチが薄く軽くなったからだ。現行13インチが1.37kg、15インチが1.83kgで、その差は460g。今まで使っていたmid 2014の13インチは1.57kgで、今の15インチと260gしか変わらないのだ。ズミクロン50mm一個分。

USBなどを全廃してしまった事は世間では批判的だが、そのお陰でMac本体がこれだけ軽量化、薄型化できたのなら僕は大賛成!この様な便利な外付けツールがあるので、SDカードもUSBも全く困らない。しかもこれはカッコいい茶色の革?ケースまで付く。

現行13インチは460g軽い訳だが、15インチは460gと引き換えに、こと写真のワークフローおいて得るものが多い。13インチはデュオしか選べないが、15インチはクアッドコアに加え、同じIntel Core i7に見えて実はL3キャッシュが15インチのみ大容量化されている。GPUも15インチは独立しているが13インチはiGPU(CPUに内蔵されたグラフィクス )しか選べない。

この辺りはAdobe Lightroomのワークフローにモロに効いてくる。5976×3984の24メガピクセルのライカDNGファイルを完全に表示し終わるのに、今まではいちいち多分3秒くらい?待たされていたのが嘘の様だ。ガンガン次の写真に進んで行ってもサックサクだ。

背面のリンゴマークが光らなくなった事も世間では不評の様だが、フォトグラファー的には大歓迎だ。以前、ブツ撮りの際にここの光がガラスに映り込んでしまった事があり、アップルは現場の声を正しく反映していると思う。同じ観点から、色はもちろん、より地味なスペースグレーを選んだ。

キーボードは僕は絶対USキー派だ。日本語JISキーは余計なキーが二つ追加される事で、特にショートカット周りが良く工夫されている、オリジナル配列の合理性が崩れてしまうからだ。だいいち、キーボードに使いもしない「あ」とか「ぬ」とか書いてあるのは美観を損ねる。どこの音楽スタジオでもUSキーが当然の様に使われるのは、プロツールスのショートカットが日本語キーではやりにくくて仕方ないから。

最初はポイントが付くヨドバシに行ったが、15インチのUSキーの取り扱いが無いという事で却下。ビックカメラに電話したがこちらもダメで、仕方無くポイント割引の無い銀座アップルストアに直行した。Macのポイントで不当に高いM10の予備バッテリーを買う計画は撃沈。

最初はCPUだけ最高のものにアップグレードしようと思っていたが、アップルストアでは税込で40万円近い全部盛りしか在庫してないとの事だったので、デカい内臓ストレージは必要ないので普通の2.9GHzモデルに決めた。


実家のベランダに咲いていた。野牡丹というらしい。Leica M10 + Voigtländer 50mm f/1.1 Nokton (ƒ/1.1, 1/350, ISO 100) ©2017 Saw Ichiro.

一つ残念だったのは、ライトルームの各パラメーターをタッチバーで指でいじれたらいいなと密かに期待していたが、ライトルームではタッチバーはほとんど生かせなかった。今のところタッチバーが活きる場面を全然みつけられない。逆に不便も感じない。

もちろんデカいRetinaディスプレイは鮮やかで素晴らしい。迷っている方は写真やるなら15インチをオススメします。

ちなみに今回はクリーンインストールにしたのだが、ライトルームの現像プリセットの移行を忘れて手こずった。結構色々買ったり作ったりしたので、これが無いと困る。
ライトルームの現像プリセットの保管場所はこちら。古いマックを初期化してしまう前に忘れずに保管を。

Macintosh HD/ユーザー名/ライブラリ/Application Support/Adobe/Lightroom/Develop Presets/User Presets

(2017年10月21日追記)

ライトルームでサックサクと書いたが、色々な現像処理を施すと2.9GHzクアッドコアIntel Core i7 15インチでも100%表示完了するのに1〜2秒待たされる。全然待たされない場合もあって不定期だ。同様のファイルは、Mid 2014 13インチはもしかしたら10秒近く待つ事もあったかも。ちゃんと計測していた訳では無いので正確な事は言えない。

毎年、新機種が出るたびに買い換えるMacフリークはさておき、少なくとも一度買ったら数年は使う一般ユーザーなら尚更、今後数年間のワークフローの作業効率、待ち時間の蓄積は恐ろしい差になってくると思われ、特にフォトグラファーがMacを買う時は可能な限り最高スペックを買うべきだ。ムービーの人は黙ってMac Proだ。

ちなみに15インチはデフォルトでメモリ16GBで、僕の様な古い人間の感覚で言うとノートならまあこのくらいあれば満足かなと思っているが、メモリをさらに増設するオプションって無い?

それからタッチバーでライトルームのパラメータをいじれないと書いた。要するにマウスでチマチマ細かい値を動かすのがシンドイのだが、良い方法を発見した。

触りたいパラメータの上にカーソルを持ってきて、矢印キーの上下で、適切な単位で(例えば+-10ずつ)動かせる!(現像モードのみ)たまたま見つけたのだが昨日まで知らなかった。矢印の左右は前後のショットに移動出来るので、例えば全ショットの最終的な露出補正とかなら、マウスカーソルの位置はそのまま、マウスを一切触らずに上下左右の矢印キーだけで完了出来る。これならタッチバーより便利だ。知ってた?前からあった?(^ ^)

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